スタバ好き必見! 知っておきたいNYのスターバックス事情 【From cities 世界の都市に憧れて Vol.23】

2021.12.10
連載【From cities 世界の都市に憧れて】では、パリミラノ、NY etc...世界の都市の街のこと、注目アドレスやリアルなシティスナップなど、現地からの最旬情報をお届け! 近い未来、また気兼ねなく海外へ行き来できるようになったら行ってみたい、暫くは、そんな気持ちも込めてお送りしていきます。


第23回目は、NYから届いたアメリカスターバックス事情についてご紹介。スタバ発祥の地アメリカと日の店舗ではさまざまな違いがあるのをご存知ですか? 今回は、知っておきたい日本との違いや、NY在住スタッフ一押しの日本では味わえないカスタムドリンクについてお届けします。気軽に海外旅行できる日が待ち遠しい! 早速チェックして。



まず驚くのは、NYマンハッタンにあるスタバの店舗の多さ!

コーヒーはNYのシンボルというほど、マンハッタンには数え切れないほどのコーヒーショップがあります。なかでもスタバは、2~3ブロックに1店舗ほど存在し、もはやニューヨーカーの生活の一部として欠かせない存在。友達との待ち合わせやチャットはもちろん、仕事の打ち合わせなどワークプレイスとしてスタバを利用するニューヨーカーも多く、おなじみのロゴ入りカップを持って街を行き交う人々の姿を見ない日はありません。



押さえておきたい! サイズの違いやオーダー方法の基本

実は、アメリカのスタバでは、サイズのバリエーションが日本とは異なります。日本は、ショート、トール、グランデ、ベンティサイズの4サイズが基本ですが、アメリカでは、それらにもう一つ大きいトレンタを加えた5サイズが存在します。さらには、サイズの展開がちょっと複雑。アメリカでは、ホットドリンクはショートからベンティまで、フラペチーノはトールからベンティまで、コールドドリンクはトールからトレンタまでを用意しているのが基本です。ショートサイズを用意していない店舗も多いので、事前に知っておくと◎ 。

なお、実際のオーダー時は、「スモール、ミディアム、ラージどれにする?」ときいてくる店員がほとんど。この場合、スモールはトール、ミディアムはグランデ、ラージはベンティを指すのが一般的。スムーズにオーダーするために、押さえておきたいポイントです。

ドリンクに含まれるミルクにも違いがあります。通常日本のスタバではホールミルク(成分無調整牛乳)が使われていますが、アメリカではフラペチーノ以外のほぼすべてのドリンクに2%ミルク(2%低脂肪牛乳)が使用されています。特にNYでは店員の方からミルクの種類をきいてくることが多いので、その際に、ホールミルクやノンファットミルク(無脂肪牛乳)に変えることも可能。日本にはない選択肢としては、ヘビークリームやブレベミルクなどに変更すれば、リッチな味わいを楽しめます。プラントベースのミルクも日本では味わえないココナッツが用意されているので挑戦してみるのも良いかも。


オーダーの手順はほとんど日本と変わりませんが、レジでのオーダーが終わると決まって名前をきかれます。ここではニックネームを伝えればOK。これは、ドリンクが完成した時に名前を呼んで知らせてくれるため。NYのスタバはどの店舗も混雑しているので、取違いよる混乱を避けることができて安心です。



メニューの多さに驚き! 日本ではできないカスタムドリンクも楽しめる

アメリカのスタバは、日本よりもドリンクやフードの種類が多く、日本では味わえないメニューをたくさん見つけることができます。それに加えて、カスタマイズできるシロップやソースなどのバリエーションも豊富なので、日本未発売フレイバーやカラフルなスプリンクル(小さな砂糖の粒)などのトッピングが追加できるのも魅力。中でも驚きなのは、フラペチーノにフレッシュなバナナを丸ごと一本ブレンドできるというもの! 対応している店舗は限られるそうなので、挑戦したい方は訪れた店舗で店員にきいてみては?

特にNYのスタバでは、店員とコミュニケーションをとりながら、自分のお気に入りレシピを見つけるのも通な楽しみ方。こんなことできるかな? と迷ったら、きいてみるのが正解。ドリンクの仕上がりも店員によって個性があるので、挑戦したいメニューが決まっているときは、レシピのメモや画像などを見せるとスムーズ。



NY在住スタッフによる一押しのカスタムドリンク3選!

日本では味わえない魅力的なカスタマイズメニューがたくさんあると、どれをオーダーするのが良いか迷ってしまう人も多いはず。今回は、いまアメリカのスタバで発売されているドリンクの中から、NY在住スタッフが日頃飲んでいるおすすめのカスタムドリンクをご紹介。それぞれの味わいレポートは必見。ぜひ参考にして。


1.ホットアップルクリスプマキアート × ノンファットミルク

ドリンクレシピ「Grande Apple Crisp Macchiato ($ 4.95)、Nonfat Milk(Free)」(Total $ 4.95 + Tax)クッキー「Snowman Cookie 」($ 2.95 + Tax)
《From: NY在住スタッフ》
こちらは、アップルブラウンシュガーシロップの入ったラテに、スパイスアップルソースがかかったもの。アップル風味のキャラメルマキアートといった感じで、ふわっと香るアップルフレイバーとともに頂く一口目がたまらないのです。とくに寒い冬の時期は癖になる美味しさ。シロップにしっかりとした甘さがあるので、ミルクをノンファットに変更してさっぱりといただくのがお気に入りです。


2.アイスチェスナッツプラリネラテ × モカドリズル

ドリンクレシピ「Grande Iced Chestnut Praline Latte ($ 5.75)、Mocha Drizzle($ 0.60)」(Total $ 6.35 + Tax)
《From: NY在住スタッフ》
「チェスナッツプラリネ」とは、キャラメリゼしたのこと。カスタムしたモカドリズルとは、上からかけるソースのことを言います。コールドドリンクにドリズルを追加すると、カップのふちに沿ってソースが滴り、見た目もより魅力的な仕上がりに。エスプレッソの苦味にほのかな栗のフレイバーとモカのコクが加わったバランスが気に入って、リピートしています。


3.ストロベリークリームフラペチーノ × レッド & グリーンスプリンクル

ドリンクレシピ「Grande Strawberry Crème Frappuccino Blended Beverage ($ 5.75)、
Red and Green Sprinkle Topping ($ 0.50)」(Total $ 6.25 + Tax)

《From: NY在住スタッフ》
日本でも期間限定で登場する人気のストロベリークリームフラペチーノですが、アメリカでは一年を通して楽しめます。ストロベリーピューレがたっぷり入っていて、苺ミルクのようなどこか懐かしい、やさしい味わい。ホイップクリームの上にカラフルなスプリンクルをカスタムすると、ホリデーシーズンにふさわしい華やかな仕上がりになっておすすめ。冬は寒さの厳しいNYですが、実は室内はどこも暖房が利いていて、暑く感じることもしばしば。そんな室内で、デザート感覚でいただくフラペチーノは絶品です。ちなみに、こちらにバナナをカスタマイズするのも◎


お土産にもぴったり! 日本では手に入らないNY限定グッズもチェック

NYの店舗では、NYCの文字が入ったマグカップや、マンハッタンの街並みがデザインされたタンブラーなどここでしか買えない限定グッズがあります。また、タイムズ・スクエア周辺の店舗には、「Times Square」の文字の入ったエリア限定のグッズもあります。ほかにも、エリアごと違う商品が販売されていて、さまざまな限定アイテムがみつけられるので、散策ついでにさまざまなスタバに立ち寄るのも楽しみ方のひとつ。

Times Square Tumbler 12 fl oz SKU# 011100613($ 19.95 + Tax)
Been There Series Across The Globe Collection Mag 14 fl oz #011083603($ 12.95 + Tax)
ちなみに、NYにも数店舗存在する「スターバックス リザーブ」や、2018年にチェルシー地区にオープンした「スターバックス リザーブ ロータリー」では、通常のスタバ店舗とは販売されているグッズの種類が異なります。スタバフリークの方は、そちらも忘れずチェックして。


また気兼ねなく海外に出かけられるようになったら、アメリカのスタバでしか味わえないドリンクメニューやグッズを探しに出かけてみて。


【今回訪れた店】
Starbucks 1411 Broadway
住所:1411 Broadway, New York, NY 10018

Starbucks 1530 Broadway
住所:152 W 45th St, New York, NY 10036

※この記事内の情報は、2021年11月取材時のものです。各店舗・シーズンによって、提供しているメニューやグッズは異なります。価格変更や販売終了の可能性もあります。
編集部
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