大手町オーテモリのHUGE新スパニッシュはエルブジ仕込みの魚介食堂

2013.10.02

2日オープンした新商業施設「オーテモリ(OOTEMORI)」にヒュージ(HUGE)が、新しいブランドとなるレストラン「ラ・ペスケーラ-マリスケリア-(La Pesquera -MARISQUERIA-)」を開店した。

地下2階の飲食フロアでは最大の323平米という面積、総138席で展開されるのはスペイン・アンダルシア地方にあるマリスケリアをイメージしたスペイン魚介食堂。同社はこれまでスパニッシュイタリアンのコンセプトレストラン「リゴレット(RIGOLETTO)」を展開してきたが、今回はスペイン色のより強いバスク地方、アンダルシア地方の海沿いの料理を、三陸や四国から直送の魚介類で提案。亀の手やココチャと呼ばれる鱈のあごなど、珍しい食材も使い、カニやエビ、貝などのブランチャ(鉄板料理)やアロス(米料理)に仕上げていく。

また、今回の料理人にはエルブジのフェラン・アドレアの元で修行を積んだ同社のDAZZLE銀座の角知憲氏がディレクターで参加。モダンスパニッシュ、カジュアルなタパスも魅力。

「はじめこの大手町タワーの話を聞いたときは丸の内で2店舗展開する弊社としては、ピンとこなかったが、詳細を知るうちに是非ともこの大手町という“東京のへそ”でやりたくなった。いい店になったでしょ!」と新川義弘ヒュージ代表取締役CEO。レセプションでは日ではまだ珍しいバスク地方の微発泡白ワイン、チャコリ(TXAKOLI)を自らBOTTEGAグラスに注ぎ、来客をもてなしていた。そのワインもボトルで2,500円中心、フォアグラのタパスも500円と、価格の手頃さも人気を集めそうだ。
編集部
  • 壁面には缶詰がディスプレイされる
  • La Pesquera -MARISQUERIA-
  • 左から角知憲ディレクタ−、林和洋料理長、椎橋常智店長、新川義弘代表
  • La Pesquera -MARISQUERIA-
  • パーティーメニューにはバスク豚、コチニージョも登場
  • オープンキッチン
  • La Pesquera -MARISQUERIA-
  • パエリヤ
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