【東コレデザイナー通信簿vol.06】シロマ(西家康隆)「今回は300点。次は400点です」

2013.01.08

「FASHION HEADLINE」では、先日東京コレクションでランウエイを発表したブランドに2013年春夏を振り返ってもらう意味も込めて、自己講評をお願いしました。

6回目は「シロマ(SHIROMA)」の西家ディレクターです。

回答者:
シロマ
ディレクター西家康隆

Q1.今季、クリエーションで新しく挑戦したことは?
A:
新鮮な加工としては、今回、和紙を使用して架空のドラゴンのレザーを表現してみました。テーマのイナズマは繊細な箔加工で表現しています。
今までは王道のランウェイでしたが、今回はV字に作ったランウェイにCGで制作したイナズマの映像を投影しています。それによって、柔らかな軽い素材や淡いグラフィックも鋭く尖った印象を与えたかった。

Q2.コレクションで一番こだわった点は?
A:
イナズマの表現です。グランジ感とテクノ感のミックス。そこに強さと儚さを持つコレクションにしたかった。

Q3.今季の一押しルックアイテムは?
A:
グラフィック+箔加工の変形パーカーが一押しです。

Q4.バイヤー、プレスに人気のあったアイテムは?
A:
上記のパーカーが人気がありました。これの素材違いでグランジ感の加わったものも人気があります。

Q5.今季のコレクション、採点すると何点?その理由は?
A:
点数をつけることは難しいですが、毎シーズン良くなっていることを考えると3回目のランウエイなので300点くらいでしょうか?次は400点だと思います。

Q6.今後の展開を教えてください。
A:
ショーにこだわることなく、次はもっと服そのものをよく見てもらえるようなことがしたいと思っています。

Q7.他によかったと思うブランド
A:
特にありません。
編集部
  • Photo by Kayo Igarashi ©FASHION HEADLINE
ページトップへ