ホロコーストの真実を伝え、12万人の命を救った実話に基づく映画「アウシュヴィッツ・レポート」が7月30日から公開

開催日:2021.07.30
2021.07.16
年度アカデミー賞国際長編映画賞スロバキア代表作品「アウシュヴィッツ・レポート」が、7月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開される。

(C)D.N.A., s.r.o., Evolution Films, s.r.o., Ostlicht Filmproduktion GmbH, Rozhlas a televizia Slovenska, Ceska televise 2021
アウシュヴィッツ強制収容所を脱走した二人の若いスロバキア系ユダヤ人のレポートによって、12万人のユダヤ人の命が救われた実話である本作は、スロバキア人のペテル・ベ ブヤクが監督を務め、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された。脱走する二人のスロバキア人は、「オフィーリア 奪われた王国」のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。二人を救済する赤十字職員には「ハムナプトラ」シリーズのジョン・ハナーが好演している。

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■「アウシュヴィッツ・レポート」のあらすじ

1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。遺体の記録係をしているスロバキア人のアルフレートとヴァルターは、日々多 くの人々が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため、脱走の決意を固めた。日が落ちはじめ、アルフレートは同じ9号棟の 仲間の手を借り、同じく記録係のヴァルターと共に、積み上げられた木材の下に隠れ脱走の機会を待っていた。

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その夜、囚人の点呼で二人の記録係が行方不明であることが発覚すると、シュヴァルツフーバー司令官は照明弾を打ち上げ、部下に捜索を命じた。脱走者と同じ9号棟の囚人らは、二人が見つかるまで外で立たせられ、点呼責任者の囚人は、木棒で執拗に叩かれるのだった。



【映画情報】
「アウシュヴィッツ・レポート」
7月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
監督・脚本:ペテル・べブヤク 共同脚本:トマーシュ・ボムビク
製作:ラスト・シェスターク
出演:ノエル・ツツォル、ペテル・オンドレイチカ、ジョン・ハナーほか
2020年/94分/カラー/シネスコ/5.1ch /英・チェコ・ポーランド・スロバキア・ドイツ語/スロバキア・チェコ・独 PG-12
原題:Sprava 英題:The Auschwitz Report 日本語字幕:川又勝利 後援:スロバキア大使館 配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト auschwitz-report.com
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編集部
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