
ビズビム(visvim)が6月16日、伊フィレンツェのボーボリ公園で初のランウェイ形式による17SSコレクションを発表した。第90回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)のゲストデザイナーとして招待されたもので、メンズとともにウイメンズ(WMV)のコレクションも披露された。
欧米のメンズバイヤーが東京でのショッピングで必ず立ち寄ると言っても良いほど海外でも高い知名度を誇るビズビムが、ピッティウオモで初のランウェイを発表したのは至極、自然。今回もその幅広い世界観と偏執的ともいえるクリエーティブへのこだわりに対して、大きな賛辞とともに迎えられた。
一方で、イタリアンクラシコ、イタリアンモードをベースにエキシビションを拡大してきたピッティウオモに、アメリカンカルチャーをベースにもの作りをしてきたビズビムがフィレンツェの地に招かれた事実は、イタリアの若い世代がこの数年で変革しつつあるアメリカンカジュアルへの憧憬を、クラシコの聖地の住人たちも認めざるを得ない、という伊国内のメンズマーケットの大きな変化を感じさせる。それは、NYに住みながらデザイン活動を行う中村ヒロキという日本人のレイヤーがあってのことかもしれない。昨年よりメイド・イン・USAブランドを集積した新館ブースを新設したピッティ側からの、国内マーケットに対するヒントであったようにも見える。
コレクションは刺し子、抜染、半纏といった日本の伝統を取り入れつつ、デニムやスウェット、などワークウエアを中心にアメリカンヴィンテージをトレンドとは一線を画しビズビムらしく表現。古き良きアメリカンシネマのように明るい気分を醸し出すイメージは、今のメンズシーンにおいて貴重な存在だ。
Text: 野田達哉






































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