瀧定大阪がオリーブ・デ・オリーブを買収

2013.01.21
瀧定大阪株式会社(社:大阪市中央区)は、株式会社オリーブ・デ・オリーブ(本社:京都市下京区、以下オリーブ)の発行済み全株式の取得を目的として、オリーブの大株主J-STAR一号投資事業有限責任組合と、株式の譲渡契約を締結した。

2013年2月1日より、オリーブが新たに瀧定大阪の企業グループに加わる。瀧定大阪から2名の取締役派遣を行う以外、人員交流は予定されていない。

オリーブは「カワイイを、生きる」をビジョンに掲げ、若年層の女性向けブランド「オリーブ・デ・オリーブ(OLIVEdesOLIVE)」を、国内のみならず上海台湾にも出店。瀧定大阪は1864年創業の繊維専門商社で、日本製の布を扱う海外戦略テキスタイルブランド「C.O.T.O.(コレクション・オブ・タキサダ・オオサカ)」を展開中。中国現地法人、瀧定大阪商貿(上海)の売り上げを、2015年をめどに100億円に引き上げ最重点国とするなど、中国戦略を拡大する意向。

「オリーブ・デ・オリーブ」は2009年2月に倒産した京都の中堅アパレル、もくもくがSPA型オリジナルブランドとして展開。投資ファンドJ-STARがブランドを保有していた。
編集部
    ページトップへ