ナショジオ×神戸ファッション美術館。100年前のファッションを振り返る

2014.05.27

神戸ファッション美術館は、7月10日から18日まで「世界のファッション―100年前の写真と衣装は語る―」を開催する。

展示は洋装の普及などによって衣服のグローバール化が起きる以前、地域や職人による個性が見られた時代のファッションを見直すためのもの。1888年の創刊から100年以上にわたり世界中を取材、180ヶ国で発行されるビジュアル誌『ナショナル ジオグラフィック』の膨大なアーカイブの中から、1900年代から1930年代前半に撮影された貴重なドキュメンタリー写真約100点を展示。雑誌未掲載のものも公開される他、一部は等身大サイズで展示される。

更に、神戸ファッション美術館が所蔵する同時代の世界の衣装やファッション写真を合わせて展示。ニューヨークのトラファガン・スクール・オブ・ファッションに収蔵されていた資料を中心に、1890年代から1940年代に世界各地で着用されていた衣装や、当時の人気デザイナーが製作したドレスなどが披露される。

期間中はゲストを招いてのトークセッションや講義も行われる予定。併設された「神戸ゆかりの美術館」と合わせて、学芸員が案内をするギャラリーツアーも開催される。


イベント情報】
世界のファッション―100年前の写真と衣装は語る―
World Costume and Fashion: A story of 100-year-old photographs and costumes
会場:神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町2-9-1
会期:7月19日から10月7日
時間:10:00から18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般500円 小中高・65歳以上250円
休館日:水曜日、7月10日から18日
HEW
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  • セシル・ビートン≪ナンシー・キューナード≫1924年神戸ファッション美術館蔵
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  • 右:ドレス DOEUILLET フランス 1903年頃 左:ドレスCHERUIT フランス 1908年頃 神戸ファッション美術館蔵
  • デイ・コート ポール・ポワレ  フランス 1925年頃神戸ファッション美術館蔵
  • 女性衣装ユーゴスラビア 20世紀初頭神戸ファッション美術館蔵
  • 男性衣装  コスタリカ 20世紀初頭神戸ファッション美術館蔵
  • ジャック・アンリ・ラルティーグ≪ソランジュ・デビッド≫1929年神戸ファッション美術館蔵
  • アウグスト・ザンダー≪パートタイム・スチューデント≫1926年神戸ファッション美術館蔵
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