藍栽培から染めや縫いまで1本のジーンズが完成するまでを体験。デニム生産地で100万円のフルオーダージーンズ

2021.03.02
プロジェクトボレーガは、デニム生産に関して世界レベルの技術を持つ精鋭が集結し、国内外の一流デザイナーから熱い信頼とリスペクトを受けるデニムの生産地、広島県福山市において、全く新しいフルオーダージーンズのプロジェクトを、今春スタートします。


『ただのオーダージーンズではない! 』
まず驚かれると思うのがこの金額です。100万円。私たちのフルオーダージーンズの製作は、お客様に原材料を選んでいただくところから始まります。そして1のジーンズが完成するまでの染色、生地、パターン、裁断、縫製から、ボタンやリベットなどの副資材に至るすべての素材や工程に特別なストーリーが込められています。完成までに何度も、生まれて初めての体験に遭遇することになるでしょう。作り終えたときに、果たしてこの金額を高いと思うでしょうか?


『デニム製作の見える化
プロジェクトの特徴の一つにお客様と生産者や職人との距離の近さがあります。デニム製作の工程を公開し、藍栽培の農作業の現場から、工場における職人の染めや縫いの手仕事まで、プライベートファクトリーツアーで間近に見ることができるほか、お客様自身が製作に参加できるプログラムも用意されています。私たちが提供するのは全く新しい産業と観光の融合、Manufacture Tourismです。製品には生涯保証が付き、メンテナンス、染め直し等ができます。生涯の相棒となる一着になることでしょう。

『伝統産業へのリスペクト
デニムの素材やパーツ選びに関する固定観念をなくし、今までデニムには使われることのなかった貴重な素材もパーツとして選ぶことができます。福山で100年近く続くものづくりであり、日本全国でも職人が数人しか残っていない「真田紐(さなだひも)」や由緒ある「金襴(きんらん)」を使うこともできます。また国内には栽培から染めまでを一貫して行える生産者が数軒しかない、タデアイを使った「完全天然藍染」もお薦めです。プロジェクトでは、地元の素材や技術の調達を優先することをモットーとしています。また通常のデニム製作の工程には関わらない異業種とのコラボも、このプロジェクトのユニークな点です。

サステナビリティの実現
一方で、SDGs、サステナビリティ、エコフレンドリーなどを考慮した最先端の素材や技術も積極的に採用しています。原材料の栽培の際に水使用量の少ないテンセル、デニム製造の過程で排出される端材をリサイクルした生地、排水基準が厳しい瀬戸内海の基準に合ったエコ染色などの技術を提供する企業とのコラボレーションが、私たちのプロジェクトを際立たせています。


『プロジェクトの隠された使命』
プロジェクトチームの一番の目標はカスタマーサクセスであり、お客様の満足、こだわりをとことん実現します。もう一つは地域と社会、そして地元産業への貢献です。地方の生産現場では継承問題が深刻化しています。職人にフォーカスを当てることによって請負高の増加、職業としてのイメージの向上や継承問題の解決に取り組みたいと考えています。また地元デニムスクールへの余剰資材の提供など、地域や産業への奉仕も大切にしています。今回の販売代金も、職人に還元されます。

他にも参加した人だけが知ることのできるサプライズを多数用意してお待ちしています。まずは福山へデニム職人に会いに来てください。

【申し込み方法】
下記のWebで2021年3月31日より受付開始。世界に向けて発信します。
https://www.boleega.com/

【価格】
100万円(税別)
※標準的な仕様の場合。素材やパーツの選択によって変動します。

【お問い合わせ先】
プロジェクトボレーガ
代表: 橘美紀
広島県福山市駅家町中島703
URL: https://www.boleega.com/

【参考資料】
「デニム製作の工程、素材やパーツに込められたストーリーについて」
(1) 藍染
現存する国内5軒の藍師のうちの一人、黄綬褒章受章の新居製藍所6代目 新居 修に師事した若きサムライ藤井健太が、国内でも珍しい栽培から製品作りまでの一貫生産を手掛ける。古くから日本に伝わる伝統的な染色の方法で、化学薬品を一切使わない「天然灰汁発酵建て」といわれる藍染を継承している。藍染は環境を汚染することがなく、休田畑を使用することによって地域おこしにも役立っている。藍染には防虫効果という隠れたメリットもある。
(2) 染色
坂本デニム株式会社が取り組む「エコ染色システム」で染めた生地を使用。デニム染色における世界一のリーディングカンパニーの技術を採用することにより、環境に配慮した製品を生産することができる。
参考サイト:https://sakamoto-d.co.jp/eco.html
(3) 生地
テキスタイル業界で「テンセルの篠原」と称される、特殊性の高い高級布のメーカーである篠原テキスタイル株式会社の生地から選べる。テンセル生地は、原料にウッドチップを使用しており、綿と比べると栽培から製品になるまでの水使用量が大幅に少なく、環境に優しい生地である。そのほかにもペットボトルのリサイクル布、端材を集めてデニムに再生した生地など、バリエーションが大変多く、1000種以上の生地から選択することが可能である。プロジェクトボレーガでは、世界中から集めた高級綿から選べるプランを特別に用意している。
参考サイト:https://www.shinotex.jp/initiatives/
(4) 縫製
有限会社ミルクリエイトは、「サンプル製作」というジャンルの縫製会社で、ファーストサンプルの作成というアパレル業界において大変重要な工程を担う。同時にそれは最も技術力の高い職人を抱える企業であるということを意味する。
参考サイト:http://millcreate.com/
(5) 副資材
地元の鉄工所などとコラボレーションすることにより、デニムに使われるボタンやリベットなどの副資材の製作をオーダーメイドすることが可能である。地元企業の登用は地場産業に対する応援になり、またこだわりのあるものを創ることで職人の好奇心をくすぐり、新たな製品の開発、技術向上にもつながる。職人の地位向上、請負高アップにつながる可能性があり、地域内で工程が完結することはエコイズムにも則する。
参考サイト:http://www.egi-ss.co.jp/、https://sangyoco.co.jp/business/



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