エールフランス、羽田便に3“F”備えた新ビジネスクラス導入。全キャビンが快適に

2014.10.16

エールフランス航空は、10月末スタートの冬期スケジュールより新たなビジネスクラスを導入する。

新スケジュールの10月26日から2015年3月28日まで、AF279便が13時40分羽田発18時25分パリ着、AF293便が0時半羽田発5時半パリ着となり、成田2便、関西からの1便を加え毎日最大5便が発着。10月28日より羽田発のAF293便には、最新のビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスを装備したボーイングB777-200を導入。AF279便では来年1月半ばの導入を予定している。

新ビジネスクラスには、座席が180度水平なベッドになる「フルフラット(FULL FLATト)」、全座席から通路へのダイレクトアクセスが可能な「フルアクセス(FULL ACCESS)」、包み込むような曲線が完璧なプライベート空間を創出する「フルプライバシー(FULL PRIVACY)」の三つの「F」を導入する。

15年1月末まで、三ッ星シェフのレジス・マルコンが考案した新しいメインディッシュをパリ発便で提供。仏・ピュイ地方のグリーンレンズ豆や黒網笠茸等の選りすぐり食材、季節の素材を巧みに採り入れる。パリ発のフライトでは4種のメイン料理のうち1皿がマルコンシェフの料理となる。

現在のキャビン構成はファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4クラスだが、エールフランスでは全クラスのクオリティーを向上させる計画を推進中。エコノミークラスでは足元のスペースが広くなり、新しいクッションを設置。調節可能なヘッドレストやワイドテーブル等すべてをリニューアル。電源とヘッドフォンホルダー等を含む新しい設備も加わる。

機内エンターテインメントプログラムでは音楽映画テレビ番組、その他多くの番組がオンデマンドで楽しめる高画質なワイドタッチスクリーンを装備。プレミアムエコノミークラスの機内食では1食目、2食目共に温かい食事を提供し、新たにチョコレートやキャンディー、アイスクリームもプラスする。
くまがいなお
  • エールフランスの新ビジネスクラス
  • 三ツ星シェフのレジス・マルコン考案のメニュー
  • エールフランスの新ビジネスクラス
  • 座席は180度水平ベッドになる
  • 全座席から通路へアクセス可能
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