注目のキッズデザイナーに聞く〈ARCH&LINE/アーチ&ライン〉小池直人さん・長尾麻友子さん

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2021.02.24


2021年の3月でデビューから9年目となるアーチ&ライン(ARCH&LINE)。カジュアルファッションの仮面をかぶった、どこまでもオシャレなキッズ服は、世界中のファンション感度の高い人々を魅了しています。服へのこだわりから、子どもたちが生きる未来を美しく残すための環境への配慮まで、アーチ&ラインの魅力をデザイナーの小池直人さんと長尾麻友子さんにうかがいました。

〈ARCH&LINE/アーチ&ライン〉ブランドネームに込められた想い


ARCH(アーチ)は、架け橋という意味で、LINE(ライン)は線。どちらも人と人をつなぐという意味があります。これには、僕らのようなつくり手と消費者が密接に結ばれるようなブランドでありたいという願いが込められています。また、服をつくる上で必要不可欠なパターン(型)は、曲線(アーチ)と直線(ライン)を組み合わせ、立体的な服になる、そんな服の基礎となる言葉も含んでいます。

いたずらや寄り道(アーチ)と実直さやまじめさ(ライン)という解釈も。服のデザインやテイストの中で、面白さとカッコよさ、遊び心と正統派が共存する、そういったブランドコンセプトもあり、アーチ&ラインというブランド名になりました(小池さん)

“普通でありながら気が利いている”〈アーチ&ライン〉クオリティ


アーチ&ラインは、キレイなカジュアルをベースに、すごく普通だけれど、どこか気が利いているという印象を持ってもらえる服を目指しています。きらびやかな印象を持たない服なので、“アーチ&ラインを着ている感”は出にくいのですが、そこを狙っています。

華美な印象はないけれど、無機質でもない。ただ、どことなくオシャレ感があり、上質なものを着ているというさりげなさが透けて見えるような服にしたいので、素材にはとことんこだわっています。カットソーは糸からつくりますし、糸を撚る回数も指定するなどして、独自の風合いのよさを演出しています。

デザインにも多くの工夫が。ありきたりなトップスに見えて、アームホールが身ごろと一体化して、ショルダーラインがないとか。そうすることで、体型や身長を問わず、かわいらしいドロップショルダーをキープすることが可能になります。そんな“隠し味”のようなこだわりが凝縮しているのがアーチ&ラインの魅力でしょうか(小池さん)

大人と子どもが服を通じてリンクする。家族全員が楽しめる服

アーチ&ラインというブランド名には、人と人をつなぐという意味があると先ほどお話ししましたが、実は、大人と子どもをコネクトすることができるのもアーチ&ラインの特徴です。キッズの服と同じ素材や同じデザインで、ウィメンズやメンズなど、大人服も展開しているので、リンクコーデも可能です。1個のデザインで大人も子どもも楽しめ、その服を通じて、会話が紡がれていくことをイメージしてつくっています。

実際に、子供服を見て気に入ってくださった親御さんが同じものを買いに来るというケースもありますし、お母さまがご自身の服として気に入ってくださっていて、「同じテイストを子どもにも着せたい」と購入してくださるというケースも。ご家庭でアーチ&ラインの服が架け橋となり、会話が生まれていると思うと、すごくうれしい気持ちになります(小池さん)

着るお子さんにも扱うお母さんにも印象のいい服であるための努力


子ども服をつくるうえで、日常を豊かにする服でありたいという想いがあり、そのために、着るお子さんも取り扱うお母さんも笑顔になれるような要素を盛り込んでいます。

たとえば、ニットは、毎日でも洗えるように素材はコットンを選びつつも、型崩れを防ぐために横糸を通し、肌あたりがよくなるようにスポンディッシュに仕上げるような工夫を施しています。

アウターに関しても、フードを禁止する幼稚園や保育園、学校が結構あると聞くので、フードを収納できるようなデザインにし、外出先で子供が上着を脱いでしまったときにもコンパクトに収納できるようポケッタブル仕様にしているものも。子どもが着たくなる服であり、親が着せたくなる服を実現するため、着心地のよさと利便性にはこだわっています(小池さん)

2021年春夏の〈アーチ&ライン〉は目にも心にも響く気分がアガル服


アーチ&ラインは、シーズンのテーマをキーワードで設けていないのですが、強いていうならポジティブになる服ですかね。目に見えない敵と戦い、外に出ることも難しく、気持ちが落ち込みがちな今の世の中だからこそ、着ているだけで、そして、見ているだけで、ハッピーになるような色使いやデザインは、今回大事にした部分です。

そのため、テイストとしては、お出かけ着とルームウエアの中間のような雰囲気で、最高の着心地のよさと、気分が明るくなるようなオシャレを楽しめる要素を追求しました。アーチ&ラインの服を着て、外に出られなくても嬉しい毎日を過ごしてもらえたらと願っています(長尾さん)

子どもたちに明るい未来を!環境への取り組みを強化


今年の1月から、アーチ&ラインの公式アカウントで、“環境サークル”というものをスタートさせました。子供たちの未来をよりよくするために、今、世界が直面する気候変動やプラスチックによる汚染など、多くの環境問題についてライブ配信することで、一人でも多くの方にシェアできるよう活動しています。


アーチ&ラインとしても環境に配慮した取り組みに着手しました。今年から、プラスチック使用量の削減に少しでも貢献できればという願いから、服を入れるビニール袋をシングルユースのものではなく、繰り返し使ってもらえるようなジップタイプにしました。また、農薬や化学肥料で土壌を荒らすことのないオーガニックコットンを積極的に取り入れ、今後も徐々に増やしていければと考えています。ゴミを増やさないために製品をつくりすぎないという努力も始めました。こういった取り組みが購入のきっかけになったというお声もいただいております(長尾さん)

サスティナブルな取り組みをこれからも続けていくというアーチ&ライン。2021年春夏のアイテムも注目したい。

<アーチ&ライン>のアイテムはこちら


小池直人(こいけなおと)
アーチ&ライン 代表・デザイナー
新潟県村上市出身。エスモードジャポン東京校卒。メンズデザイナーを約10年経験した後に独立(8年間はTOMORROWLAND MEN’S)。その後、フリーランスのデザイナーとしてMEN’Sアパレルのディレクション・リブランディングに携わりながら、アーチ&ラインをスタート。キレイ目のボーイッシュなスタイルが得意。


長尾麻友子(ながおまゆこ)
アーチ&ライン デザイナー・生産管理
福岡県久留米市出身。株式会社イッセイミヤケで生産管理を7年経験。アジア、ヨーロッパの17カ国を半年間バックパッカーで周遊した後、アーチ&ラインに携わる。最近はもっぱら『ARCH環境サークル』の部長活動。

【店舗情報】
伊勢丹新宿店 本館6階 リ・スタイルキッズ
【問い合わせ】
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編集部
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