2月26日から3月5日にかけて、2024-25年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウィークが開催された。“日常”が今季のキーワードとなり、多くのブランドが現実に根差した実用的なアイテムを多く打ち出した。ワードローブの定番である普遍的なデイリーウエアをツイストさせて新鮮さを与えたり、スタイリングで現代的に魅せる手法も多数。オフランウェイにも、手持ちのアイテムを最旬スタイルにアップデートさせる、今すぐ参考にしたいアイディアが満載!
トレンチコートは時代を超えて愛される、決して色褪せることのない定番アウター。各会場に来場したファッショニスタは、変形型や装飾によるオリジナリティ溢れるアイテム、ミニマルなデザインをスタイリングで差をつける上級テクを披露。トレンドレスでシーズンレス、長く愛用できるアイテムだけに、異なる着用方法を取り入れて、トレンチコートに斬新なアイディアを取り入れてみて!
1. シルエットとフィット感にフォーカス
「ザ ロウ」のショー会場外でキャッチしたのは、同ブランドのミニマリズムの美学を体現する、装飾を削ぎ落としたトレンチコート。なでらかなショルダーに落ち感のある素材、どんな色とも相性の良いニュートラルカラーは、永遠にワードローブに留まるタイムレスな一着。シンプル故に、シルエットとフィット感、ディテールにまで行き届いた技術が光る。
2. コートをドレスのように纏って
異なる素材の切り替えしが特徴的なトレンチコート。ジャストフィットのサイズ感にベルトなしで描く直線的なシルエット、そして前を閉める着用方法により、まるでドレスのように纏ってエレガントな雰囲気に。ロングヘアを無造作にコートの中に入れ込むさり気なさが、絶妙な抜け感を演出。
3.デザイン性で差をつける
パリコレ常連組であるモデル秋元梢は、「アンダーカバー」のトレンチコートを着用。コットンのトレンチコートにチュールを重ねて、首周りにはビーズ刺繍による蜘蛛のような装飾で、同ブランドらしい豊かな創造性が発揮されている。二着目以降のトレンチコートは、遊びを利かせたデザイン性の高いトレンチコートで個性を表現してみては?
4.レザーによるリュクスなムード
ファッションエディター兼スタイリストのカリーヌ・ロワトフェルドも今季はトレンチコートに夢中な様子。ブラックのレザーがエッジィな印象なうえに、インナーからブーツまで全身ブラックのスタイリングが今季らしいムード。
Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka
トレンチコートは時代を超えて愛される、決して色褪せることのない定番アウター。各会場に来場したファッショニスタは、変形型や装飾によるオリジナリティ溢れるアイテム、ミニマルなデザインをスタイリングで差をつける上級テクを披露。トレンドレスでシーズンレス、長く愛用できるアイテムだけに、異なる着用方法を取り入れて、トレンチコートに斬新なアイディアを取り入れてみて!
1. シルエットとフィット感にフォーカス
「ザ ロウ」のショー会場外でキャッチしたのは、同ブランドのミニマリズムの美学を体現する、装飾を削ぎ落としたトレンチコート。なでらかなショルダーに落ち感のある素材、どんな色とも相性の良いニュートラルカラーは、永遠にワードローブに留まるタイムレスな一着。シンプル故に、シルエットとフィット感、ディテールにまで行き届いた技術が光る。
2. コートをドレスのように纏って
異なる素材の切り替えしが特徴的なトレンチコート。ジャストフィットのサイズ感にベルトなしで描く直線的なシルエット、そして前を閉める着用方法により、まるでドレスのように纏ってエレガントな雰囲気に。ロングヘアを無造作にコートの中に入れ込むさり気なさが、絶妙な抜け感を演出。
3.デザイン性で差をつける
パリコレ常連組であるモデル秋元梢は、「アンダーカバー」のトレンチコートを着用。コットンのトレンチコートにチュールを重ねて、首周りにはビーズ刺繍による蜘蛛のような装飾で、同ブランドらしい豊かな創造性が発揮されている。二着目以降のトレンチコートは、遊びを利かせたデザイン性の高いトレンチコートで個性を表現してみては?
4.レザーによるリュクスなムード
ファッションエディター兼スタイリストのカリーヌ・ロワトフェルドも今季はトレンチコートに夢中な様子。ブラックのレザーがエッジィな印象なうえに、インナーからブーツまで全身ブラックのスタイリングが今季らしいムード。
Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka