2月26日から3月5日にかけて、2024-25年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウィークが開催された。“日常”が今季のキーワードとなり、多くのブランドが現実に根差した実用的なアイテムを多く打ち出した。ワードローブの定番である普遍的なデイリーウエアをツイストさせて新鮮さを与えたり、スタイリングで現代的に魅せる手法も多数。オフランウェイにも、手持ちのアイテムを最旬スタイルにアップデートさせる、今すぐ参考にしたいアイディアが満載!
ブラックはランウェイに毎シーズン欠けることのないカラーではあるが、今季は黒に黒を重ねるオールブラックコーデが際立った。90年代に日本ブランドがモード界にもたらした”黒の衝撃”を彷彿とさせる、オールブラックコーデがオフランウェイでも再燃。単色だからこそ素材のテクスチャーやシルエット、レイヤリングの方法によって全く異なる表情を引き出す。ファッショニスタのモードなスタイルを参考に。
1. 異素材の組み合わせ
オールブラックコーデで気をつけるべきは、各アイテムの素材選び。彼女のようにツイード、レース、レザー、フェルトといった異素材を交差させることで、単調なスタイリングから脱却して、モードに昇華させられる。ジャケットのゴールドの縁取りと、シューズのゴールドのメタル装飾をマッチさせる統一感も◎
2. レースが引き出す官能性
レースやオーガンジーなど軽量で透け感のある素材であれば、オールブラックコーデから堅苦しさを取り除いて、フェミニンさも演出できる。特にレースはエキゾチックで官能的。ふんわりとしたコットンのブラウスに流動的なスカート、重厚感のあるウエスタンブーツによるミックス感でモードに格上げ。
3.肌見せによるコントラスト
数シーズン続いているミニスカートブームは、今季も継続中。ポップでガーリーなミニスカートを、グランジの利いたブラックのセットアップで取り入れることで甘くなりすぎず、大人っぽい雰囲気に。オールブラックコーデは少し大胆に肌を露出して、黒とのコントラストで遊んでみて。
番外編
この他にも、シューズからサングラスまで、全身を黒で包んだオールブラックコーデが多数。ブラックを制覇したら、ホワイトやカーキ、レッドといったワントーンルックにも挑戦してみては?
Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka
ブラックはランウェイに毎シーズン欠けることのないカラーではあるが、今季は黒に黒を重ねるオールブラックコーデが際立った。90年代に日本ブランドがモード界にもたらした”黒の衝撃”を彷彿とさせる、オールブラックコーデがオフランウェイでも再燃。単色だからこそ素材のテクスチャーやシルエット、レイヤリングの方法によって全く異なる表情を引き出す。ファッショニスタのモードなスタイルを参考に。
1. 異素材の組み合わせ
オールブラックコーデで気をつけるべきは、各アイテムの素材選び。彼女のようにツイード、レース、レザー、フェルトといった異素材を交差させることで、単調なスタイリングから脱却して、モードに昇華させられる。ジャケットのゴールドの縁取りと、シューズのゴールドのメタル装飾をマッチさせる統一感も◎
2. レースが引き出す官能性
レースやオーガンジーなど軽量で透け感のある素材であれば、オールブラックコーデから堅苦しさを取り除いて、フェミニンさも演出できる。特にレースはエキゾチックで官能的。ふんわりとしたコットンのブラウスに流動的なスカート、重厚感のあるウエスタンブーツによるミックス感でモードに格上げ。
3.肌見せによるコントラスト
数シーズン続いているミニスカートブームは、今季も継続中。ポップでガーリーなミニスカートを、グランジの利いたブラックのセットアップで取り入れることで甘くなりすぎず、大人っぽい雰囲気に。オールブラックコーデは少し大胆に肌を露出して、黒とのコントラストで遊んでみて。
番外編
この他にも、シューズからサングラスまで、全身を黒で包んだオールブラックコーデが多数。ブラックを制覇したら、ホワイトやカーキ、レッドといったワントーンルックにも挑戦してみては?
Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka