タイで味わう見目麗しいウェルカムドリンクや新鮮フルーツ、チョコレート、スペシャルディナー【SOFITEL SO BANGKOK vol.2】

2015.06.28

における楽しみのひとつは、その国独自の食材や食文化を堪能できる食事であろう。無論、「SOFITEL SO BANGKOK(ソフィテル ソー バンコク)」でも、その醍醐味を存分に満喫することができる。

ホテルに到着してまず驚かされるのは、ラウンジに腰を落ち着けるや運ばれてくるウェルカムドリンク。色とりどりの液体が満ちた試験管のようなスティックを抱えたスタッフが登場したかと思いきや、挨拶をしながらおもむろに氷いっぱいのグラスに透明の液体を注ぎ始める。

そして2目に注がれるのは濃いすみれ色の美しい液体。その正体は、食用のでできたシロップなんだとか。そこへ3本目となるレモングラスを注ぎ入れたところ、グラスの中のドリンクはみるみるルビーレッドに変色。

聞けばこの見事なパフォーマンス、タイに伝わるあるストーリーにあやかったものなんだという。そのストーリーとは、昔、いつまでも泣きやまない小さな子どもをあやすために、両親が、複数の液体を混ぜ合わせて変化させたところ、子どもが驚いたと同時に、できあがったおいしいドリンクですっかり泣きやみ笑顔になったというもの。

「あくまでも言い伝えなので本当の話かは分からないですけどね」とスタッフは笑って教えてくれたが、ストーリーのおかげでインパクトが何倍にも大きくなったことは間違いない。

しかも実は、ホテル内には、ウェルカムドリンク以外にもさまざまな“ストーリー”が隠されている。例えばエレベーター。「SOFITEL SO BANGKOK(ソフィテル ソー バンコク)」では、エレベーターは「タイムカプセル」と呼ばれているが、これは、1Fを過去、最上階の29Fを未来に見立てて設計されているため。このことを知っておくだけでも館内探検の楽しさが増幅するが、より多くの知識を得たい人は、毎日開催されている無料のホテルツアーを利用するのもいいだろう。

さて、ウェルカムドリンクの次に紹介するのは朝食バイキング。

「SOFITEL SO BANGKOK(ソフィテル ソー バンコク)」の朝食バイキングは、7階のRed Oven レストランで楽しめる。燃え盛るような名前の由来は、「火」のエレメントをモチーフにデザインされていることによるが、その名の通り、レストラン内に足を踏み入れるや、バラエティ豊かなメニューが一気に心を沸き上がらせてくれる。

パイナップルやマンゴー、ライチなどの南国フルーツはもちろん、香辛料がピリリと効いたアジアン風サラダスープをはじめ、焼き立てパンやスイーツも種類豊富。麺の種類から選べるヌードルはその場で作ってくれるあつあつの出来たてだ。

テーブルはゆとりの配置。天井も高く広々とした空間なので、いつもよりゆっくりと時間をとって朝食を楽しむのがおすすめ。なんなら、昼食は軽めに済ますことにして、日中のエネルギーの大半をチャージ―するつもりで満喫するのもいいかもしれない。

「軽めの昼食」の代替案として、館内1Fの「CHOCOLAB(チョコラボ)」を利用するのも一手。ガラス張りの“ラボ”で繊細な芸術品のようなチョコレートができていく様を眺めながらスイーツを楽しむ時間が、心を一段と豊かにしてくれるはず。

粒タイプのチョコレートは1粒30バーツ。チリ、ポン酢、コリアンダー、カレーなどのネタもあるので、変わり種好きはぜひお試しを。「甘いものならいくらでもいけちゃうわ!」というスイーツ好きなら、チョコバーガー(250バーツ)にアイスチョコレートフロート(190バーツ)やホットチョコレートビエナ(200バーツ)を組み合わせてはいかが?

見た目のユニークさをお求めなら、チョコでできた金槌で大きなボール状のチョコを割ると、中からフルーツとソースが溢れ出すチョコラボクラッキングボール(350バーツ)がイチオシ。はたまた、リクエストすると好みの形でオリジナルのチョコレートも作ってくれるので、記念日の宿泊時に利用するもよし。

また、大切な一日をさらにゴージャスに彩りたいなら、29・30階の「Park Society レストラン&バー」でスペシャルディナーを堪能するのもおすすめ。鮮やかなフルーツや食用花に彩られたフォアグラ(800バーツ)、おなじみトムヤムクンのおいしさを西洋風アレンジで味わう「リゾット トム ヤム」(750バーツ)などの独創的な逸品から、注いだブランデーに豪快に着火する「ボルケーノ」(350バーツ)をはじめとするデザートまで魅惑のメニューぞろい。

その他、軽食からアルコールまでそろうラウンジバーなど、館内いたるところで飲食を楽しめるので、朝昼晩の3回とも存分に美食を満喫する旅もいいかも。
松本玲子
  • FASHION HEADLINE (C) Yohei Fujii
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