マッシミリアーノ・ジョルネッティ手掛けるサルヴァトーレ フェラガモ（Salvatore Ferragamo）2015-16秋冬コレクションは直線的。

ハイウエストでほっそりと長いシルエットを描くシルエットが特徴。ワンピースのウエストをマークする結び目のようなディテールが施されたベルトや裾のストライプがミニマムな黒の中にアクセントとなる。

動くたび上下に揺れる直線カットのケープ、スリットに別生地が差し込まれ、歩くたびパラパラと裁かれるプリーツスカートなどがストライプのジャージーやカラーブロックのワンピースなどのジオメトリックなパターンと共にウエアにリズムを生み出す。ラペルに走る赤、斜めに取られたコートの合わせ、どれも視覚に訴える。ゴージャスなミンクのジャケットもストライプ状の切り替えだ。

サンダルはクロコダイル、パイソン、スエードの組み合わせととてもラグジュアリー。ファーのショルダーバッグはクラッチとして携え、ランウエイに登場した。