動物の能力を体験できる仮面など、レクサスデザインアワード入賞作決定

2015.01.30

次世代を担うクリエーター発掘を目的とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品が発表された。

「五感(Senses)」をテーマにデザインを募集したアワードには、72ヶ国から1,171作品もの応募が集結。昨年 11 月の審査会で入賞12 作品が選出された。

このうち一部の作品は、4 月にイタリアミラノで開催される世界最大級のデザインエキシビション「ミラノデザインウィーク2015」のLEXUS会場にてプロトタイプが展示される。このプロトタイプの制作にあたり、入賞者にはそれぞれメンターが付けられた。建築家アーサー・ファン(Arthur Huang)、ゲームデザイナーのロビン・ハニキー(Robin Hunicke)、建築家兼デザイナーのネリ・アンド・フー(Neri&Hu)、デザイナーのマックス・ラム(Max Lamb)の4人が、作品についてアドバイスを与えている。

最終選考まで進むことになったのは全部で4点。海老塚啓太考案の「ANIMAL MASKS」ではキリンの高度視点、イルカのエコーロケーションなどを、仮面型のインターフェースを通して体験。日本人とイタリア人の混合グループが制作したモビール「ANIMAL MASKS」は、羽ばたく動きで発電しながら光を発する。更に、天候に応じて変化する照明「LUZ」、身につけることで様々な感覚を高めてくれる衣装「Sense-Wear」など、いずれもユニークな発想から生まれた作品が選ばれた。

「ミラノデザインウィーク2015」での展示期間は4月13 日から19 日まで。会場では入賞者によるプレゼンテーションを実施。最終審査によって、同アワードのグランプリが決定される。

その他の入賞作についても、「ミラノデザインウィーク 2015」でパネル展示される予定。“矢印を融合した横断歩道”や“陽射しの温もりを提供する窓型ヒーター”“押す力や回数で書体が変化するスタンプ”などが出展される。なお、入賞作品の詳細や審査会の様子は、LEXUS DESIGN AWARDの公式ホームページにて公開される予定。
HEW
  • 動物の能力を体験できる、デジタルデバイスを内包した仮面『ANIMAL MASKS』(海老塚啓太)
  • 自らの羽ばたく動きで発電しながら光を発するモビール『Diomedeidae』(Daiki Nakamori, Adriano Alfaro, Gaetano Mirko Vatiero)
  • 自然の天候に応じて変化する繊細な照明『LUZ』(マリーナ・メリャアド・メンディエタ)
  • 身に着けることで様々な感覚を高め、研ぎ澄ます衣装・装飾品『Sense-Wear』(Caravan)
  • 視覚障碍者がより多くの情報を得ることのできる装置『Braille Reader』(ジャン・ジュチャン)
  • スムーズに渡ることができる、矢印を融合した横断歩道『>crosswalk<』(KAMINAKANAOKIproject2015)
  • 樹木が持つ、枝分かれの法則やパターンを支柱構造に応用した家具『Embodiment of Fractal』(森田裕之)
  • 太陽の光とあたたかさを提供する窓型のヒーター『Here Comes the Sun』(Department of Product Design, Shu-Te University)
  • 押す力や角度、回数によって書体が変化するシリコン製スタンプ『INSTAMP』(阿津侑三)
  • 靴製作工程で生まれる、皮の粉末廃材を有効利用した新素材『Leather?』(松尾亜門)
  • 人の記憶を助け重要な情報を留める手書きパッド『Mnote, Mnemonic Note』(ベンジャミン・シュエ)
  • 折り紙から発想を得た感覚を蘇らせるテント『yamaori taniori tent』(長谷川依与)
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