波佐見焼の「ものはら」が 米・ハウスインダストリーズとコラボ、日常食器を展開

2013.10.25

「波佐見焼を世界へ」をコンセプトに、今冬新たにスタートするブランド「ものはら」の第1弾シリーズとして、アメリカタイポグラフィー界の雄「ハウスインダストリーズ」とコラボレーションした「くらわんかコレクション」 全18アイテムが発表された。10月23日より伊勢丹新宿店5階の大日本市で先行発売されている。

昔から庶民が日常使いするを作り続けてきた同窯を世界中の人に使って欲しいと、長崎の有限会社マルヒロが1年かけて作り上げられたブランドが「ものはら」。使い勝手がよくフレンドリーなデザインを目指し、国やジャンルを超えて、さまざまなアーティストなどとコラボレーションする商品を企画していく予定だ。

波佐見では、1690年から1860年まで、国内の庶民向けに日用食器を大量に作っていた時代のことを「くらわんか時代」と呼び、当時波佐見焼の磁器の生産量は日本一だったと言われている。そんな時代をテーマにリーズナブルな価格帯の日常器を提案する。

「ものはらの頭文字や登り窯から立ち上る煙などをイメージして、ハウスインダストリーズのアートディレクター、アンディ・クルーズがデザインしたmをあしらったプレートやボウルは、入れ子で収納もでき、電子レンジやオーブンでも使用可能」と有限会社マルヒロのブランドマネージャー・馬場匡平氏。

プレートは12cmから25cm(630円から3,465円)まで5タイプ、ボウルは9cmから25cm(840円から6,300円)まで6タイプ、またティーポット(8,400円)やカップ(1,050円)などを青と赤2色で展開。「青に用いた呉須の色や釉薬の風合いは、くらわんか時代の器を参考にしている」と馬場氏。

ブランド名の「ものはら」とは、登り窯のそばにあった焼きそこないを捨てる場所のことを指す。長い年月を経た「ものはら」には、焼き物の地層ができ、積み重ねられた歴史と伝統技術の上に「今」があることを伝えてくれる。波佐見焼の歴史を伝える「ものはら」から、新たな波佐見焼が発信されていく。
森有貴子
  • すべてをセットにして箱につめてのギフトも可能
  • ハウスインダストリーズのアンディー氏とマルヒロの馬場氏
  • プレート
  • ティーポット&カップ
  • 和洋問わず使え、。ボウルにプレートを蓋としても使用可能。残った料理を冷蔵庫に入れる時なども便利
  • プレートは、底面がフラットなのでフォークやナイフ使用する料理にも
ページトップへ