自宅で楽しむ銀座 蔦屋書店、森洋史や川島小鳥ら多数のアート作品をオンライン公開中

2020.04.09
銀座 蔦屋書店が、新型コロナウィルス感染症対策で臨時休店。それに伴い休止となった展覧会作品の他、多数のアート作品をオンラインストアで公開中。


ギンザ シックス(GINZA SIX)6階の同店は、3周年記念のメイン企画として、現代美術家・森洋史の個展「MOSHA」、写真家川島小鳥写真展「おはようもしもしあいしてる」を開催していたが、新型コロナウィルス感染症対策の一環として、急遽臨時休店となり、これらの展覧会も休止となった。これに代わり、自宅で楽しく過ごしてもらいたいという想いから、オンラインで「アートのある暮らし」を提案する。

森洋史、川島小鳥の作品他、多数のアート作品をオンラインでビューイング可能。またオンラインストアで購入できる。


休止となった展覧会の一つ、森洋史の「MOSHA」は、サブカルチャーと美術史上の名画のイメージをリミックスし、最新の技術を駆使して特有なテクスチャーを持つ作品に仕上げる森による記念すべき個展。ロイ・リキテンスタインと日のサブカルチャーをリミックスした「Lichtenstein × J-pop」シリーズや、日本の古画とアニメをリミックスした「Japanesque シリーズ」等、これまで森が制作してきたシリーズの新作をはじめ、「Portraits」シリーズ、「Damien Hirst Parody」シリーズといった新たなシリーズを含む新作群を発表した。

同展の作品紹介・販売は、『OIL by 美術手帖』内のページ(https://oil.bijutsutecho.com/artist/887)にて。


同じく休止となった、写真家・川島小鳥の写真展「おはようもしもしあいしてる」は、写真集の刊行を記念して開催されたもの。400ページの写真集は、8歳から住んでいる東京を主な舞台に約20年間に渡って撮影された写真群を紡ぎ、キャリア初期からの未発表作品を多く含む。日常の中でその場の感情をすくい上げるように撮影されたささやかな幾つものものごとは、見落とされがちな美しさとやさしさが世界にあふれていることをそっと示唆する。風景写真を中心に編集された同作は、これまでの人物が主役となることの多かった作品と異なり、新たな作家の一面を覗かせる。

同展の作品の紹介・販売は、『OIL by 美術手帖』内のページ(https://oil.bijutsutecho.com/artist/742)にて。

この他、銀座 蔦屋書店で取り扱い中のアート作品も、『OIL by 美術手帖』内のページ(https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730)にて、オンラインビューイング、および購入が可能となっている。
編集部
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