さかいゆう×Spotifyのスペシャルライブ、居合わせた全ての人が酔いしれた特別な一夜【レポート】

2018.12.10
カラフルな声色と透き通るシルキーボイス、ラディカルな表現力を駆使したサウンドで独自のハーモニーを生み出し、国内外で圧倒的な支持を得ながらポップスシーンの最先端を走り続けるシンガーソングライターさかいゆう。そんな彼の『4YU』以来約3年振りのニューアルバム『Yu Are Something』が、2019年1月23日にリリースされる。

そのアルバム発売とサブスクリプションサービスでの配信に先駆けて、12月6日、Spotify Japanオフィスにて、「さかいゆう×Spotify スペシャルナイト」と題した特別イベントを開催。さかいゆう自らによるアルバム収録全曲の解説と先行試聴に加えて弾き語りライブが行われた。記事でその模様をレポートする。


この日会場に集った観客は、事前の抽選で選ばれた20名。会場へ来られなかったファンに向けて、その様子はさかいゆう公式Twitterと、Spotify Jaopan公式Instagram Liveでも生配信され、オフ・オンライン問わず居合わせた全ての人たちの心の内を揺さぶり、それに酔いしれるプレミアムな一夜となった。

本イベント内でさかいゆう自ら情報解禁を行い、「自分の名刺になるような、全てをかけた渾身のアルバムです」と語ったニューアルバムには、50数曲あった中から、“ROOTS MUSIC”をテーマに本人が悩み、選び抜いた全13曲を収録。中には、初めて挑んだ海外レコーディング(さかいの音楽の原点であるロサンゼルスとニューヨーク)、そして黒田卓也、サイプレス上野、Zeebra、おかもとえみ(フレンズ)から、ドラマーのジェームス・ギャドソン、ギタリストのジョン・スコフィールドやレイ・パーカー・ジュニアまで、ジャンルの垣根を越えた多くのアーティストとのコラボレーション曲などが含まれている。


イベント後半のミニライブでは、「Magic Waltz」と「You're Something」の2曲が弾き語りで披露された。中でも「You're Something」は、さかいゆうが「自分の中でとっても大事な曲です」と話したアルバム最後のナンバー。「自分の中から聞こえてきた音をピアノに、歌に変えた、自分の心の叫びのような特別な曲」だとエピソードを明かした。そして、さかいゆうが天才と称される理由の一つ、ループマシンとキーボードを駆使した一人多重奏による作曲風景を「Brooklyn Sky」のワンコーラスで再現。観客は、彼の即興のハーモニーが会場内に響き渡った貴重な瞬間を目撃したのだった。



現在Spotifyでは、サブスクリプションサービス限定でアルバムの中から「Brooklyn Sky」「確信MAYBE」「You're Something」の3曲を配信中。

「Brooklyn Sky」


「確信MAYBE」


「You're Something」


アルバム『Yu Are Something』

編集部
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