ジブリ高畑勲がつくるちひろ展が開催、高畑の視点で再発見するいわさきちひろの世界

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いわさきちひろ 窓ガラスに絵をかく少女 『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年
  • いわさきちひろ 窓ガラスに絵をかく少女 『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年
  • いわさきちひろ 麦わら帽子をかぶったおにた 『おにたのぼうし』(ポプラ社)より 1969年
  • いわさきちひろ 戸口に立つおにた 『おにたのぼうし』(ポプラ社)より 1969年
  • いわさきちひろ 少女と港の風景 1970年
  • いわさきちひろ 焼け跡の姉弟 『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年
  • いわさきちひろ ガーベラを持つ少女 1970年頃
  • いわさきちひろ カーテンにかくれる少女 『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年
安曇野ちひろ美術館の開館20周年を記念して3月1日から5月9日まで「高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ」が開催される。

宮崎駿らとスタジオジブリを設立し、常にアニメーションづくりの第一線で活躍してきた高畑がいわさきちひろの絵本と出会ったのは約50年も昔。当時、高畑の長女が保育園から持ち帰った絵本が『あめのひのおるすばん』であったそう。詩のような短い言葉と水彩のにじみを生かした絵に心を奪われ、その後、ちひろが新たな絵本表現に意欲的に取り組み始めた時、高畑はリアルタイムでその作品に出会い、ちひろの絵本から創作のインスピレーションを得てきた。

同展では『あめのひのおるすばん』をはじめ、『おにたのぼうし』や『戦火のなかの子どもたち』などの作品が出展され、高畑が選んだちひろの絵を高精細に拡大して再現し、絵の中へ入り込むような感覚で筆致や絵の具の重なりを楽しめる。なかでも、『戦火のなかの子どもたち』はアニメーション作品『火垂るの墓』を監督するにあたり、高畑が若い制作スタッフに見せ、想像力を高めてもらい迫真の表現を追求した作品である。

今までにない、高畑の視点からちひろの絵の魅力が新発見できる同展で、新しい世界を体感してみてはいかがだろうか。

【展覧会情報】
「高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ」
会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2
住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24
会期:3月1日~5月9日
時間:9:00~17:00(4月29日~5月7日は18:00まで)
休館日:3月22日、4月12日、26日
料金:大人800円、高校生以下無料

※作品画像の転載及び、コピー禁止
《HEW》
  • いわさきちひろ 窓ガラスに絵をかく少女 『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年
  • いわさきちひろ 麦わら帽子をかぶったおにた 『おにたのぼうし』(ポプラ社)より 1969年
  • いわさきちひろ 戸口に立つおにた 『おにたのぼうし』(ポプラ社)より 1969年
  • いわさきちひろ 少女と港の風景 1970年
  • いわさきちひろ 焼け跡の姉弟 『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年
  • いわさきちひろ ガーベラを持つ少女 1970年頃
  • いわさきちひろ カーテンにかくれる少女 『あめのひのおるすばん』(至光社)より 1968年

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