幸せの瞬間を撮り続けたフランスの写真家・ラルティーグ写真展が埼玉で開催

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《ダニとミションとボビー、フリボール・クラブにて カンヌ》1936年5月
  • 《ダニとミションとボビー、フリボール・クラブにて カンヌ》1936年5月
  • 《スージー・ヴェルノン ロワイヤン》1926年9月
  • 《レーシングカー「ドラージュ」、A.C.F.グランプリ ル・トレポー》1912年6月26日
  • 《ダニとミションとボビー、フリボール・クラブにて カンヌ》1936年5月
  • 《ぼく(パパ撮影) ポン・ド・ラルシュ》1903年
  • 《ビビ、「エデン・ロック」のレストランにて アンティーブ岬》1920年5月
  • 《フロレット ヴァンス》1954年5月
  • 《ブルターニュ》1965年
フランスのアマチュア写真家・ジャック=アンリ・ラルティーグの回顧展「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」が、5月22日まで埼玉県・さいたま市の埼玉県立近代美術館にて開催されている。

ジャック=アンリ・ラルティーグは、子どもの頃から生涯にわたり、新鮮でユニークな視点の写真を撮り続けたアマチュア写真家。写真を愛好していた父親の手ほどきで6歳の頃から写真を撮り始め、7歳のときには自分のカメラで写真を撮ったラルティーグ。家族や友人が階段から飛び降りる瞬間や疾走する自動車、兄が制作した飛行機、二重露出を利用した心霊写真など、様々なものを対象に写真を撮り続けた。自分の楽しみのために写真を撮っていたラルティーグだったが、1962年、68歳の時に作品がニューヨーク近代美術館の写真部長の目にとまる。翌年に個展を開催すると、ベルエポックのフランスを独自の視点で切り取った写真がアメリカで高く評価され、やがて世界中で知られるようになった。

今回開催される展覧会では、子ども時代から晩年までの代表的な作品や、その多くが日本初公開となるカラー作品など約160点を展示。写真を楽しみ、過ぎ行く時間や人生の歓びをつかまえようとしたラルティーグの世界を体感できる展覧会となっている。なお、展覧会は大きく4つに分けて構成され、プロローグでは、父にシャッターを押してもらった作品やラルティーグが初めて自分で撮影した作品を通して、アマチュア写真家・ラルティーグが生まれた原点を紹介。第2章では少年時代のユニークな視点の作品が紹介される他、第3章では少年時代の好奇心のままに写真を愛し続けたラルティーグの人生を、子ども時代から晩年までの作品を通して辿る。最後は1920年代のオートクローム作品や、1950年代から晩年にかけてのカラー写真が紹介されている。

関連イベントとして、4月24日にはラルティーグがスチール写真を撮影した映画『ポゾール王の冒険』の上映会、4月29日にはミュージアム・コンサート「うつりゆく日々、とどめおく光」を実施。5月5日には、ラルティーグをいち早く日本で紹介したデザイナーで絵本作家の堀内誠一の長女で、自身もラルティーグの写真集の翻訳に携わった堀内花子によるスペシャルトークも開催される。

【イベント情報】
「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」
会場:埼玉県立近代美術館
住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
会期:4月5日~5月22日
時間:10:00~17:30(入場は閉館の30分前まで)
料金:一般1,000円、高大生800円、中学生以下及び障碍者手帳持参者とその付き添いひとりは無料
《HEW》
  • 《ダニとミションとボビー、フリボール・クラブにて カンヌ》1936年5月
  • 《スージー・ヴェルノン ロワイヤン》1926年9月
  • 《レーシングカー「ドラージュ」、A.C.F.グランプリ ル・トレポー》1912年6月26日
  • 《ダニとミションとボビー、フリボール・クラブにて カンヌ》1936年5月
  • 《ぼく(パパ撮影) ポン・ド・ラルシュ》1903年
  • 《ビビ、「エデン・ロック」のレストランにて アンティーブ岬》1920年5月
  • 《フロレット ヴァンス》1954年5月
  • 《ブルターニュ》1965年
  • 《スージー・ヴェルノン ロワイヤン》1926年9月

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