新進画家、田中千智がBunkamuraで個展。漆黒の余白がセンチメンタルな物語へ誘う

2016.01.06

画家の田中千智の個展「田中千智展」が、16年1月29日から2月7日まで東京渋谷にあるBunkamura1階のギャラリーにて開催される。

田中千智は、国内外での多数の展覧会を行う他、小説の表紙や挿絵、舞台や映画のイメージビジュアルなどを手掛ける、近年目覚ましい活躍を見せる画家。果てのない夜や燐光の森、淡くゆらぐ雪の丘、置き去りにされた情景など、黒と白の鮮烈なコントラストによって独自の死生観が描き出された作品は、見る者にセンチメンタルな物語を想起させる。

Bunkamuraで開催する2回目の個展となる同展では、未発表の新作を中心に多数の油彩原画を展示・販売。今最も注目される画家のうちのひとりである田中が持つ引力をたっぷりと体感出来る個展となっている。

イベント情報】
「田中千智展」
会場:Bunkamura Box Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア
会期:16年1月29日~2月7日
時間:10:00~19:30(最終日は17:00まで)
入場無料
HEW
  • 「光を放つ人」2015年 油彩・アクリル・キャンバス 33.3×53.0cm
  • 「オオカミ男」2015年 油彩・アクリル・キャンバス 15.0×10.0cm
  • 「ケモノ、街を出る」2014年 油彩・アクリル・キャンバス 53.0×65.2cm
  • 「彷徨う人」2014年 油彩・アクリル・キャンバス 90.9×116.7cm
  • 「森の中の船」2011年 油彩・アクリル・キャンバス 45.5×53.0cm
ページトップへ