ふわふわのオムレツは厚さ2センチ!究極のたまごサンドを求めて。「やまもと喫茶」の朝ごはん【京都の旅】

2016.01.02

京都で“たまごサンド”を食べる。
京都をする人にとって、ある種トレンドにもなっているという昨今。今回は、朝ごはんに食べる究極のたまごサンドを求めて、京都府東山区の白川通り沿いにあるレトロな佇まいが目印の「やまもと喫茶」にお邪魔した。

朝10時、店内に入ると珈琲の良い香りと、お喋りを楽しむ地元のお客さんの姿。カウンターに立つのはマスターの山大樹さんと、奥様の明子さん。若いご夫婦で5年前に店をオープンしたという。テーブル席に通してもらい、これをお目当てにする人が後をたたない「ふわふわ焼きたまごサンドセット」(780円)を注文。完成を待つ時間も、窓からさす太陽の光と、お客さんが読む新聞の音、コトコト鳴るポットの音色や、楽しそうな話し声がとても心地良かった。

そして、念願のたまごサンドと対面!
厚さ2センチほどの滑らかでキメの細かいオムレツと、薄くスライスされたきゅうりが、しっとりとした生のパンにサンドされたまごサンド。持つだけで、フワフワ感が伝わってくる。さっそく頂いてみると、思わず顔が緩んでしまうほど、とにかくフワフワ。そして、卵本来のシンプルな旨味と、からしマヨネーズの風味が絶妙なバランスで口の中に広がる。また、フワフワのオムレツとしっとりとしたパン、シャキッとしたきゅうりが織りなす3つの食感が癖になりそう。聞けば、オムレツは卵を2個使用し、弱火でゆっくりとかき混ぜながら焼き上げているそう。注文ごとに、丁寧に焼いたオムレツは本当に美味だ。さらに、マスターが淹れる朝食とセットメニューコーヒーは、たまごサンドと相性が抜群に良い。

そして気づけば、カウンターに座るお客さんとも自然と会話が生まれる。「毎日お店に通っている」と話すのは年配の女性。きっと、山本さんご夫婦の温もりある人柄が、毎日通いたいと思わせる店の雰囲気を作り出しているのだろう。そして、美味しい“たまごサンド”が未だに忘れられず、また必ず足を運ぼうと思った。

取材協力 /
やまもと喫茶
TEL:075-531-0109
編集部
  • <モーニングセット>ふわふわ焼きたまごサンドセット、サラダ・コーヒー付き(780円)
  • <モーニングセット>ふわふわ焼きたまごサンドセット、サラダ・コーヒー付き(780円)
  • 究極のたまごサンドを求めて、京都府東山区の白川通り沿いにある「やまもと喫茶」へ
  • 究極のたまごサンドを求めて、京都府東山区の白川通り沿いにある「やまもと喫茶」へ
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  • 究極のたまごサンドを求めて、京都府東山区の白川通り沿いにある「やまもと喫茶」へ
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