“説明しにくいアート”とは?ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの日本初大規模個展

2015.11.21

現代アーティストのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる日初の大規模個展「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」が、11月21日から16年2月21日まで東京新宿にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]のギャラリーAで開催される。

イギリスを拠点に活動するジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、1993年から共同で作品を制作し始め、パフォーマンスやアニメーション建築的なセットや様々な装置などを用いたビデオ作品などを発表している。ほとんど固定アングルで撮影される、どこかおかしみやユーモアを感じさせる作品は国内外で人気を高め、日本国内でも、森美術館やブリティッシュ・カウンシルによる巡回展で紹介された他、同館でも「オープン・スペース2012」展において6作品が出展された。

日本初の大規模な個展となる同展のタイトル「説明しにくいこともある」は、ある文章を別の言語で言い表わしたり、映像を言葉で説明することを、完全に正確に行なうことが難しいように、2人のアイデアを別の表現で置き換えようとするとどうしてもこぼれ落ちてしまうものがあるということを意味している。会場では、ユーモラスで意外性や示唆に富んだ作品の数々を、パフォーマンス、アニメーション、物語、映画の4つに分類して展示日本初公開となる作品を含んだ20作品が公開される。

イベント情報】
「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
会期:11月21日~16年2月21日
時間:11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、保守点検日(2月14日)
料金:一般・大学生500円、高校生以下無料
HEW
  • 《26(ドローイングと落下物)》2001年
  • 《100回の落下》2013年
  • 《26(ドローイングと落下物)》2001年
  • 《エルドクンデ(地球の調査)》2015年
  • 《高層ビル》2011年
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