“明朝体”の起源、一切経版木をフィーチャー。「三度目の京都」展開催

2015.06.29

様々な視点から京都の魅力を伝えるプロジェクト「三度目の京都」は7月12日から20日まで、京都の宝蔵院に収蔵されている“一切経版木”に焦点を当てた展覧会「三度目の京都 -1678 / TODAY-展」を、東京目黒区にあるタイポグラフィに特化した古書店「BOOK AND SONS」で開催する。

“一切経”は、仏教思想を始め、天文、人文、医術、薬学、人道など社会のあらゆる面を説いた仏教の百科辞典。その普及のための印刷に使われた版木は国の重要文化財にも指定されており、現在は鉄眼道光禅師により藏版・印刷所として建立された京都の宝蔵院に約6万枚が保存されている。

同展では、木版や活字による活版印刷用の書体として生まれた“明朝体”の起源とされている一切経版木にフォーカス。写真と映像の展示を行う。また、『三度目の京都 オリジナル明朝体』の配布や、これまでに刊行した書籍『A PRIVATE KYOTO TRAVELOGUE』の販売なども行う予定だ。

イベント情報】
三度目の京都 -1678 / TODAY-展
会場:BOOK AND SONS
住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
会期:7月12日~20日
時間:12:00~20:00(土日祝日は10:00~20:00、最終日は19:00まで)
木村@HEW
  • 京都の魅力を伝えるプロジェクト「三度目の京都」が“一切経版木”に焦点を当てた「三度目の京都 -1678 / TODAY-展」開催
  • 京都の魅力を伝えるプロジェクト「三度目の京都」が“一切経版木”に焦点を当てた「三度目の京都 -1678 / TODAY-展」開催
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