丸の内のクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」、今年は恋と祈りと命の情熱

2015.04.08

フランス生まれのクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」が5月2日から4日まで、国際フォーラムやよみうりホールを中心に、大手町、丸の内有楽町の各街中で開催される。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでは、毎年変わるテーマを元に作曲家やジャンルを設定。国籍を問わずに一流から若手まで2,000人以上のアーティストが参加し、期間中には300以上のコンサートが開催される。1回の公演は約45分で、一流アーティストの演奏が1,500円からのリーズナブルなプライスで聞くことができる。また、無料公演も200公演余りと多く開催し、1日中気軽にバリエーション豊かな音楽が楽しめる。

第11回目の開催となる今年の音楽祭のテーマは「PASSIONS(パシオン) 恋と祈りといのちの音楽」。ルネッサンス期から現代にかけて作曲された、人間の生の営みや魂、感情などの言葉では言い表せぬものを表現した楽曲をラインアップ。それらを“恋”“祈り”“いのち”の三つの切り口から紹介していく。

今回が同音楽祭への初出演となるのは、デュッセルドルフ交響楽団、宗教合唱曲のスペシャリストである指揮者のダニエル・ロイス、バロック音楽の若手によるアンサンブル・レ・ゾンブルなど。ピアニストではロシアン魂を伝えるアレクサンドル・ギンジンや、ハンガリーを代表するラーンキの息子フュロップ・ラーンキなどが登場。更に、ハンガリーのオーケストラ「コンチェルト・ブタペスト」、ルネ・マルタンらがプッシュするドイツのクラシカルバンド「SPARK」も来日し、音楽祭に新しい風を吹かせる。

その他、LFJ金沢の名物でもある能楽とJ.S.バッハの名作によるコラボレーション、日の横笛“能管”とコレッリとのハーモニー、ポルトガルの民族歌謡ファドなど、様々な音楽をクラシックと融合させたコンサートを開催。更に、子供が楽しめるプログラム「こどもたちの音楽アトリエ」や、出演アーティストのレッスンが受けられるマスタークラス、音楽に関する講演や映画の上映なども行われる。

また、当日は国際フォーラムの地上広場に、キッチンカーが並ぶネオ屋台村が登場。展示ホールではカフェメニューもふるまわれ、音楽とともに世界の食が楽しめる。


イベント情報】
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015
会場:東京国際フォーラム、よみうりホール、大手町・丸の内・有楽町エリア
住所:東京国際フォーラム/東京都千代田区丸の内3-5-1、よみうりホール/東京都千代田区有楽町1-11-1読売会館7階)
会期:5月2日から4日まで
HEW
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