唯一日本語で記された、近代デザインの巨匠エーロ・アールニオの作品集【代官山蔦屋書店オススメBOOK】

2015.01.30

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店東京渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。

■「S=4πr2」エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)

1932年にフィンランド・ヘルシンキに生まれたエーロ・アールニオは、アテネウム工芸大学のインテリア建築科を卒業した後、家具デザイナー、イルマリ・タピオヴァラ(Ilmari Tapiovaara)や、インダストリアルデザイナー、アンティ・ヌルメスニエミ(Antti Nurmesniemi)のデザインスタジオに従事。独立後は、当時新素材だったグラフファイバーを家具に応用した遊び心溢れる有機的なフォルムを次々と生み出し、家具の分野にとどまる事無く、他分野の多くのクリエイター映画雑誌テレビなど多数のメディアにも影響を与えた。

書は、2014年11月に東京、大阪で開催された、エーロ・アールニオの展覧会「Life in Design」の会場で先行発売され、日本語で記されたアールニオ唯一の作品集であり、キャリアを振り返る貴重な1冊となる。全世界で1,000部限定

80歳を超えた今でも現役のデザイナーとして積極的に活動している彼のデザインの源とは?

【書籍情報】
「S=4πr2」
出版社:Design Forum Finland
著者:エーロ・アールニオ
言語:映語(日本語訳付き)
ソフトカバー/160ページ/195×245mm
発刊:2014年
価格:3,500円
代官山蔦屋書店
  • 「S=4πr2」エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)
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