アクセサリー、ジュエリーの最新トレンドを発信する「ガールズジュエリー東京」が開催

2015.01.22

東京ビッグサイトにて、ガールズ世代の宝飾品における最新トレンドを発信する「第3回ガールズジュエリー東京」が開催中。会期は1月21日から24日まで。「第26回国際宝飾展」と合わせての開催となり、同会場で、テイストの異なる展示をいちどきに楽しむことが可能だ。

主催者によると、「ガールズ」は二つの意味を有す。一つは、20代から30代までを中心とする若い世代。そしてもう一つは、「ガールズマインド」の「ガールズ」。すなわち、「遊び心・オシャレ心を大切にしていて、ファッション性が高い」ことを示す。これら両方の意味を兼ね備えた、「ガールズジュエリー」と呼ぶに相応しい宝飾品の条件は「ジュエリーよりライトで、アクセサリーよりリッチ」であること。

会場には、価格帯を抑えつつも、高いデザイン性にこだわったアイテムが多数そろい、来場者を虜にする。無論、テイストや素材はバラエティ豊かで、石の質感を最大限に活かしたシンプルなものから、高いデザイン性と同時に着け心地を追求した「耳たぶが痛くなりにくいイヤーアクセサリー」まで、各ブランドの個性が際立つアイテムがお目見え。さらに、近年、百貨店等でも人気が高い、イヤーフックやイヤークリップもとりどりにそろう。

価格は、リーゾナブルなものであれば1万円以下、天然石を使用した高価なものでも10万円前後と、20代女性でも購入を検討することが可能。店頭で作り手から直接話を聞くことが出来るのもメリットだ。

また、会場の一角に設えられた講習会会場では、22日と23日の2日間にわたって、百貨店バイヤーやファッション誌編集長によるセミナーが開催される。

22日午前中に登壇したのは、エストネーション商品部バイヤー・吉田育世ならびにINFASパブリケーションズ「WWDジャパン」編集長兼「WWDビューティ」編集長・都築千佳。それぞれ、「2015年春夏のジュエリー・アクセサリートレンド」「ファッショントレンドの中のジュエリー&アクセサリー流行の変化」をテーマに、スライドを駆使しながらレクチャーを行った。

吉田さんによると、2015年春夏は「70年代」「ボヘミアン」がキーワードとなるアイテムがボリュームゾーンとなり、「ジプシー」「フォークロア」のエッセンスが盛り込まれたものが多数登場するという。これに伴い、紐の長さを調整できるボヘミアン調ネックレスなどのアクセサリーの人気も高まる見込み。また、ピアスホールが空いていない女性向けのイヤーアクセサリーも引き続き注目度が高く、イヤークリップ、イヤーフックの需要も高まっていくという。

23日には、三越伊勢丹婦人雑貨統括部婦人雑貨第二商品部装身具バイヤー、阪急阪神百貨店婦人服飾品商品統括部アクセサリー商品部長が登場予定。「20代・30代の新規顧客獲得のためのMD戦略」「20代30代”女子”顧客にむけてのモノ・コト提案」をテーマとしたセミナーを聞くことが出来る。

さらに、22日夜には、同会場にて「第26回日ジュエリーベストドレッサー賞」受賞者の表彰式も開催。世代別受賞者は、10代=橋本環奈、20代=桐谷美玲、30代=深田恭子、40代=宮沢りえ、50代=片平なぎさ、60代=伊藤蘭。また、男性受賞者には哀川翔、特別賞には、男性=高橋大輔、女性=May J.が選出されている。

「ガールズジュエリー東京」の出展ブランドは、京都清水坂ガラス館、GLAM、エムクラフト、アトリエ・オドー、HAINBANG、プチボワンなど。会期中の開催時間は10時から18時だが、最終日24日のみ17時の閉場となる。
松本玲子
  • 各ブースはゆとりの広さ。一つひとつの商品をゆっくりと眺めることができる
  • ガールズ世代の女性ターゲットに向けて、ピンク色の背景にスタイリッシュなフォントでアピール
  • 精巧なつくりに思わずため息が漏れそう
  • ボヘミアン調のアイテムは今年の狙い目!
  • 耳が痛くなりにくいイヤーアクセは、バイヤーも注目!
  • ブーケやスイーツモチーフを多用した華やかな装飾のブースもちらほら
  • 「見せ方」一つとってもブランドのカラーが如実に表れているもの
  • コーデの主役になりそうなデコラティブなアイテムも!
  • 装飾に一工夫あるブランドは記憶にも残りやすい
  • 永遠のヒーロー&ヒロインもこんなキュートなアクセサリーに!
  • エスニックなファッションと好相性
  • ナチュラル系の洋服と合わせるのが◎!
  • 神秘的な雰囲気と明るい色づかいが魅力
  • 特別な日の装いにもぴったりな「消えるタトゥー」
  • 得にはゴージャスな真珠ネックレスを普段使いするのもいい
  • アロマとアクセサリーの組み合わせを追求した、画期的なアイテムも登場
  • 収納するかわりにこんな風に「見せる」のも手
  • 気にいった色を大人買いするのもアリ
  • 指先に繊細な光を集めてくれるリングたち
  • セミナー会場は毎回満席
  • エストネーション商品部バイヤー・吉田育世さん
  • INFASパブリケーションズ「WWDジャパン」「WWDビューティ」編集長・都築千佳さん
  • 「一生もの」を見つけるのにもよい機会!?
  • ブースも豪華な同時開催の第26回国際宝飾展
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