テセウス・チャンのビジュアル誌「WERK」最新号。メンフィスのマルティーヌ・ブダンを特集【代官山蔦屋書店オススメBOOK】

2014.12.05

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊を毎週紹介。

■「WERK NO.21」テセウス・チャン(Theseus Chan)、マルティーヌ・ブダン(Martine Bedin)ほか

最近では、日初の個展や、ルイ・ヴィトン草間彌生コラボレーションを記念したファインブック『Louis Vuitton - Yayoi Kusama』のデザインを手掛けたことでも記憶に新しい、シンガポールアートディレクター兼デサイナーのテセウス・チャンが手掛けるビジュアル誌「WERK」。21冊目となる本誌では、デザイナー集団メンフィスの主要メンバーであるマルティーヌ・ブダンをフィーチャー。全ページに渡りブダンのドローイングやスケッチなどを収録している。また、彼女が制作したオブジェのアウトラインをかたどったカッティングが6層の小口に施され、見た目にもかわいい装丁。メンフィスのデザインスタイルの真髄に迫るテセウスの直感が、ブダンの知性と融合し、まるで雑誌自体が彼女の作品のように仕上がった。

書籍情報】
「WERK NO.21」
著者:テセウス・チャン、マルティーヌ・ブダンほか
出版社:テセウス・チャン&WORK
言語:フランス語、英語
ソフトカバー/384ページ/305×220mm
発刊:2014年
価格:5,800円
代官山蔦屋書店
  • 「WERK NO.21」
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