日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開

2014.05.16

カナダプリンスエドワード島を舞台に少女アンの成長を描いた小説『赤毛のアン』に由縁のある2人の女性の軌跡を辿るイベント「モンゴメリと子の赤毛のアン展-カナダと日をつないだ運命の一冊」が日本橋三越本店本館7階ギャラリーで開催される。会期は5月21日から6月2日まで。本展は日加修好85周年を記念して企画されたもの。

原作『アン・オブ・グリン・ゲイブルス(赤毛のアン)』の作者であるルーシー・モード・モンゴメリと、戦時下にもかかわらず翻訳を続け日本に紹介した翻訳家・村岡花子という2人の女性の軌跡を辿り、当時の文化や女性の生き方を紹介する。

1905年から約8ヶ月の歳月を掛けて書き上げられた『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の直筆原稿の一部、村岡花子が翻訳した原書と直筆原稿、昭和27年に三笠書房から出版された初版本などを紹介する。また、収録されている短編小説やが後に『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の題材として利用されたという「緑のスクラップブック」(1898年)やモンゴメリが製作したドイリー(卓上用の小形の敷布)、レースの編み物などのハンドメイド手芸品を日本初公開する。

展示の他、オリジナルの人形、ピンブローチ、コースター、ランチョンマット、ボールペン、ミニタオルなどオリジナルグッズを販売する。

また、本展に合わせてカナダ物産フェアも同時開催され、カナダの名産品メープルシロップを始め、クッキーやキャラメルなどアンの母国カナダの味が紹介される。
高橋果内子
  • カナダのプリンス・エドワード島出身で「ミス赤毛のアン」に選ばれたセィリア・ キョーヘンさん
  • カナダのプリンス・エドワード島出身で「ミス赤毛のアン」に選ばれたセィリア・ キョーヘンさん
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 「赤毛のアン展」会場内の様子
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」を説明したパネルを見る買い物客
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 「赤毛のアン展」の開会式で挨拶する村岡恵理氏(翻訳家 村岡花子氏の孫)(日本橋三越本店新館7階ギャラリー)
  • 「赤毛のアン展」の開会式の様子(日本橋三越本店新館7階ギャラリー)
  • 本を購入した客にサインをする村岡恵理氏
  • 日本橋三越で『赤毛のアン』展開催。手芸品、原稿など公開
  • 翻訳家・村岡花子
  • 「赤毛のアン」作者 L.M.モンゴメリ
  • 人形、ピンブローチ、コースター、ランチョンマット、ボールペン、ミニタオルなど、展覧会オリジナルグッズも販売
  • 『赤毛のアン』初版本も展示
  • モンゴメリが書き上げた「アン・オブ・グリン・ゲイブルス」。直筆原稿の一部を特別展示
  • 『赤毛のアン』村岡花子の直筆原稿も展示
  • 日本初公開の「緑のスクラップブック(1898年)」も展示。収録されている短編小説や詩は後に『アン・オブ・グリン・ゲイブルス(赤毛のアン)』の題材として利用された
  • 日本初公開の「緑のスクラップブック(1898年)」も展示。収録されている短編小説や詩は後に『アン・オブ・グリン・ゲイブルス(赤毛のアン)』の題材として利用された
  • 「カナダ物産フェア」も同時開催。『アン』が生まれた母国カナダの食品も販売
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