SENSE守谷編集長が9ブランドとリレートーク--本間、三原、渡辺編--3/3

2014.03.06

7人目の登壇は、2月23日に国立代々木体育館で開催されたSENSEフェスの中で、オーケストラの演奏をバックに100体を越える豪華なランウエイショーを披露した「マスターマインド・ジャパン(mastermind JAPAN)」デザイナー間正章。

「フェスを実現させるまでの間、幾度も心が折れた。その度に本間さんに助けてもらった」と語る守谷に対し、本間は「マスターマインドでもオリジナルであることを強く意識しており、初めてやることを決断したSENSEのインディペンデントな姿勢に共感した」と答えた。今後の活動は未定としながらも、「お客さんが喜んでくれることならば、明日にでも動き出したい気持ちだ」とコメントした。

8人目のゲストは、現在パリコレクションを発表している「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」デザイナーの三原康裕。定番アイテムを作らず、毎シーズンまったく新しいコレクションを提案するスタイルを貫く三原。「胸にワンポイントがあるシンプルなシャツを作ったこともあるが、まったくオーダーが付かなかった。定番は僕には求められていないみたい。僕だってシンプルな白シャツも着るよ」と答え、会場は笑いに包まれた。「自分は日本語でも英語でもなく、ファッションという言語で世界に伝えていくことがある」というシリアスな一面も見せた。

ラストに登場したのは「ベドウィン・アンド・ハートブレーカーズ(BEDWIN & THEHEARTBREAKERS)」の渡辺真史。全身ブルーのコーディネートで登場。「ベドウィンには、パンツの名作が多い」とコメントする守谷に対し、渡辺は「アイテムの選択が少ないメンズファッションで重要なアイテム。自分が好きなスケートカルチャーからヒントを得たパンツもある」と答えた。同企画タイトルにもある“黒”のイメージを聞かれた渡辺は「僕にとっては、自分の個性をかき消すくらい強く、好きな反面、難しい色」だと語った。

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編集部
  • 守谷編集長(左)とマスターマインド・ジャパンのデザイナー本間正章
  • SENSE守谷編集長が9ブランドとリレートーク--本間、三原、渡辺編--3/3
  • 心が折れた時、何度も本間に助けられたという守谷
  • 守谷編集長(左)とミハラヤスヒロのデザイナー三原康裕
  • コレクションを発表しているパリには、世界中から人が集まるという点で便利と語る三原
  • 自身のブランドでは大胆なダメージ加工を施すこともあるが、今回はSENSEのイメージに合わせて加工を押さえたというミハラヤスヒロの限定アイテム
  • 一見、普通に見えるライダースだがダブルジップになっているなど、ディティールについて説明する三原
  • 守谷編集長(左)とベドウィン・アンド・ハートブレーカーズの渡辺真史
  • SENSE守谷編集長が9ブランドとリレートーク--本間、三原、渡辺編--3/3
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