女優の菊地凛子は1981年1月6日生まれ。神奈川県出身。

96年に原宿でスカウトされ、モデルとして活躍する。99年に新藤兼人監督の『生きたい』で映画デビューを果たし、その後も熊切和嘉監督や石井克人監督の話題作に出演した。2006年、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』で聾唖の女子高生を演じ、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞の助演女優賞にノミネートされる。この作品がきっかけとなり『シャンハイ（Shanghai）』『ナイト・トーキョー・デイ（Map of the Sounds of Tokyo）』『ノルウェイの森』『パシフィック・リム（Pacific Rim）』などの話題作に次々と出演している。

映画だけでなくファッション業界でも活躍しており、「シャネル（CHANEL）」や「ケンゾー（KENZO）」の広告モデルに起用された他、昨年には「ヴィヴィアン・タム（VIVIENNE TAM）」と「レスリー・キー（LESLIE KEE）」によるコラボレーション写真集のモデルに抜擢された。

公開中のカール・リンシュ（Carl Rinsch）監督によるキアヌ・リーブス（Keanu Reeves）主演映画『フォーティセブン・ローニン（47RONIN）』では、"謎の妖女"を演じている。