東京ミッドタウン、当たりまんじゅう&市川染五郎歌舞伎パック販売

2013.12.27

東京ミッドタウンは正月らしいデザイングッズを販売している。アートとデザインのコンペティション「東京ミッドタウンアワード(Tokyo Midtown Award)」の年度及び2008年度学生の部における準グランプリ受賞作品を商品化。

「まん中」をテーマに作品を募集した今年度の準グランプリ受賞作は、「アタリまんじゅう(ATARI MANJU)」(5個/1,200円)。大当たりのシンボルとして用いられる的を饅頭にし、矢を象った楊枝でまん中を射抜いて食べるという縁起の良いお菓子だ。和菓子の叶匠寿庵が商品化し、今月中旬より全国70店舗の叶匠寿庵にて販売。

「日本の新しいおみやげ(Japanese new Souvenir)」をテーマとした2008年度の学生の部で準グランプリを受賞したのは、「歌舞伎フェイスパック」(2枚/880円)。美容液を染み込ませたフェイスパックには、人気演目「船弁慶」と「暫」の歌舞伎の隈取をデザインした。歌舞伎俳優の市川染五郎が監修し、歌舞伎関連商品を扱う一心堂本舗が国立劇場などで販売。

東京ミッドタウンアワードは、「新しい日本の価値・感性・才能を創造・結集し、世界に発信し続ける街」を目指す一環として、2008年より本コンペを開催。これまでに、ドリンクを注ぐと富士山が完成する「富士山グラス」、インテリアオブジェやペーパーウエイトとしても使える「縁起のいい貯金箱」、1日分の明かりを灯すロウソク「節電球」など、受賞作が商品化されてきた。
くまがいなお
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