モーターショー制服のこだわり1/2--メルセデスはエーディグリーファーレンハイト【東京モーターショー13】

2013.11.22

東京モーターショー2013に出展している自動車メーカー各社のブースを彩るコンパニオン達。彼女達が着用するユニフォームは各社(車)各様のデザインを見せている。

「メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz、以下メルセデス)」のコンパニオンの制服ワンピースを「エーディグリーファーレンハイト(A DEGREE FAHRENHEIT)」のデザイナー・天津憂が手掛けた。

ワンピースは左肩・右腰にラッフルがあしらわれ、白地に赤の羽根柄がプリントされている。このデザインはメルセデスが同イベントで世界初公開したスーパーカー「SLS AMG GT ファイナルエディション(SLS AMG GT FINAL EDITION)」からインスピレーションを受けたもの。同車は、SLS AMGの最終モデル。赤と黒のコントラストカラーで仕上げられたボディに、羽根のように上方に開くガルウィングドアが特徴的だ。

天津は同車のスピード感、躍動感、ガルウィングをイメージし、制服をデザインしたという。更にモーターショー初日の朝礼に出席し、自らデザインポイントを説明したというほどの力の入れようだ。また、スタッフ達のネクタイやチーフ、スカーフもデザイン。こちらもコンパニオン衣装と同じ柄が用いられ、「赤」が、ダークスーツに白シャツというスタイルのアクセントになっている。

同社は2011年より東京ファッションウィークの冠スポンサーを務めており、今までユイマナカザト、エモモナキア、オノモトナリなどと協業してきた。メルセデス・ベンツ日の広報担当者は「デザインに力を入れ、見てかっこいい自動車を提案している。ファッション感度の高い方にも弊社に興味を持ってもらいたい」と話す。

会場では日本初公開の「コンセプトSクラスクーペ」やファッション関係者に人気という「G-Class」新モデルなどが展示されている。
Maki Ushitora
  • エーディグリーファーレンハイト天津憂が手掛けたメルセデス・ベンツのコンパニオンのユニフォームはSLS AMG GT FINAL EDITIONからインスピレーションを受けたもの
  • 赤い羽根のプリントと非対称のラッフルが特徴のメルセデス・ベンツのユニフォーム
  • SLS AMG最終モデル「SLS AMG GT FINAL EDITION」。跳ね上がるドアのガルウィングが特徴
  • スタッフのアクセサリーも天津憂がデザインした。車は日本初公開の「コンセプトSクラスクーペ」
  • 女性スタッフのスカーフも天津デザイン
  • 男性スタッフのネクタイとチーフも天津デザイン
  • 日本初公開の「コンセプトSクラスクーペ」
  • ファッション関係者に人気というG-Class
  • 公式ギフトでベアブリックを製作
  • 東京モーターショー2013のメルセデス・ベンツブース
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