別世界への入口へ誘う展覧会「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」

Art Art

リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン《ライフ・サポート》 2008年
  • リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン《ライフ・サポート》 2008年
  • ブラク・アリカン《モノバケーション》 2013年
  • マーニー・ウェーバー《丸太婦人と汚れたうさぎ》 2009年
  • レアンドロ・エルリッヒ《ロスト・ガーデン》(Galería Nogueras-Blanchardでの展示風景) 2009年
「東京文化発信プロジェクト」事業の一環として、東京都現在美術館(東京都江東区三好4‐1‐1)にて開催される第4回東京アートミーティングが10月3日(木)~2014年1月19日(日)の期間で開催される。

本展覧会のテーマは、「デザイン」。ひとことでデザインといっても、市場を広げるための「かたち」としてのデザインではなく、私たちの周りで起きている問題に気付かせ、考える方向性を示唆するものとして捉えたデザインのことだ。本展覧会では、そのようなデザインの実践とアートの表現を「世界に触れる方法」として紹介する。

展覧会のタイトル「うさぎのスマッシュ」は、今までの世界とは物事がまったく違って見える別世界への入り口への誘いを意味している。たとえば、うさぎを追い懸けているうちに別世界に足を踏み入れてしまった不思議の国のアリスのように、うさぎは私たちをワンダーランドへ誘い、常識的な見方や固定観念に一打(スマッシュ)を与える者の象徴なのだ。

本展覧会の共同キュレーターにデザイン史研究における第一人者の柏木博を、アドバイザーとして、商品デザインからこども教育番組まで多岐にわたって活動するグラフィック・デザイナーの佐藤卓、最先端のテクノロジーからデザインの未来へのミッションを洞察するMITメディア・ラボ副所長の石井裕を迎え、歴史、現在、未来を横断する視点でつくられている。

視覚だけでなく、匂いや触覚といった総合的な感覚を通し、ともに考察する、これまでの美術館展覧会の常識とは異なる体験を提示する。政治、観光、金融から遺伝子まで、現代を構成する多様な分野の情報やシステムにアプローチし、それぞれを独自の視点で解釈・表現したデザインとアートのプロジェクトが紹介される。

10月5日(土)には、アーティスト・トークとしてブラク・アリカン、アトリエ・ワン、真鍋大度、スプツニ子!、竹村真一、シセル・トラース、ジュディ・ウェルゼイン 他(英日逐次通訳)が参加予定。11月3日(日)には石井裕トークが、11月16日(日)・12月21日(土)竹村真一「触れる世界」デモンストレーション&レクチャー、12月7日(土)にはフォーラム「世界に触れる方法―アートとデザインにできること」(仮題)も行われ、スピーカーに佐藤卓、柏木博、長谷川祐子がスピーカーとして登壇する。
《text:Miwa Ogata》
  • リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン《ライフ・サポート》 2008年
  • ブラク・アリカン《モノバケーション》 2013年
  • マーニー・ウェーバー《丸太婦人と汚れたうさぎ》 2009年
  • レアンドロ・エルリッヒ《ロスト・ガーデン》(Galería Nogueras-Blanchardでの展示風景) 2009年

特集

page top