あべのハルカス、売上高35%増、来店客数1.9倍も計画値下回る

Biz Biz

近鉄百貨店あべのハルカス本店タワー館が6月13日にオープンしてから3ヶ月が経過した。近鉄百貨店は9月11日現在までの商況について、計画値を下回るものの、売上高が前年比35%増の240億円強、来店客数は前年比1.9倍の740万人となったと発表した。

計画値を下回った要因について、専門店街「ウィング館」が改装中のため回遊性が悪くなったことを挙げる。そして10月10日のウィング館の一部開業によって回遊性は高まるので計画値を達成することは可能との姿勢を崩さない。

また客層は、年配層が減少したものの40歳以下の若年層が2.3倍に増えた。10月のウィング館の一部開業によって減少したアクティブシニア層の取り込みを強化する考えだ。また商圏についても奈良市・生駒市・堺市・和泉市・岸和田市など周辺の市からの来客が増えており、特に8月のお盆時期は来客が増加したという。また近隣にある同社の上本町店と奈良店については、ハルカス開業前に比べて売上高が下がっていないことから「開業による悪影響を受けていない」と見る。このため、同社は「620万人商圏の確率は可能」と強気の見方を示す。年間予想来店客数は4,500万人を見込む。

この他、平均客単価も増加しており、12から14階のレストラン街で1,800から1,900円となっており、レストラン街を除いたその他フロアでも増加傾向にあるとする。
《ファッションライター南充浩》

特集

page top