前倒ししたセールの影響で、J.フロントリテイリングの7月売上高は対前年比0.7%の減に

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1日、J.フロントリテイリングは7月度の売上速報値を発表した。大丸松坂屋百貨店の合計数値は対前年比で0.7%の減。プラスになったのは30.9%増の大丸東京店を含む6店舗で、残り9店舗は前年度を下回った。博多、下関、高知の各大丸を含む百貨店事業合計でも0.9%の減。大丸松坂屋百貨店、百貨店事業共に前月度まで11ヵ月連続で前年実績を上回っていたが、売上ベースではひと息つく形となった。

好調ぶりが目立つのは全体をリードする大丸東京店と、大丸浦和パルコ店(5.0%増)、大丸須磨店(7.5%増)、松坂屋名古屋店(2.3%増)。松坂屋名古屋店は6月19日に実施した食品売場の改装効果が続いており、9ヵ月連続で対前年プラスとなった。

猛暑効果でパラソルやサングラスなどの夏物商材が売上を伸ばしたほか、時計宝飾品やラグジュアリーブランドも依然として好調。ただ、6月28日に前倒ししたクリアランスセールが7月の需要を先食いし、売上に大きな影響を与えた。加えて今年の7月は日曜日が前年より1日少なかったことも、マイナス要因となった。

7月度の売上は前年に及ばなかったものの、6〜7月度の合計では、大丸松坂屋百貨店合計で対前年3.8%の増、百貨店事業合計でも3.6%の増を記録。前倒ししたクリアランスセールの結果は6月度の売上を大きく底上げした。今夏は中元ギフトも堅調に推移している。
《編集部》

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