ヤンマー、次の100年を目指してプレミアム化。競合はラグジュアリーブランド

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マリンウェア全ルックス
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  • マリンクルーザー
  • マンU4選手とヤンマー山岡健人社長と奥山・滝沢・佐藤各氏
  • 香川選手を含むマンU4選手
  • 佐藤可士和氏
  • 新コンセプトのトラクター
  • 新企業ロゴ
  • 農業ウエアとマリンウエア全ルックス
昨年3月に創業100周年を迎えたヤンマーは次の100年を目指して、25日、大阪市内のホテルで「ヤンマープレミアムプロジェクト」を発表した。

ヤンマーは農耕機や船舶用のディーゼルエンジンなどで世界的に高いシェアを持っているにもかかわらず、これまで国内での企業イメージは決して良い物ではなかった。今回の取り組みは、これを払しょくし、ヤンマーをプレミアムブランド化する目的がある。

ヤンマーの誇る製品であるトラクター、マリンボートと企業ロゴを一新し、機能性の高いマリンウエアと農業ウエアを提案するという試みで、トラクターとマリンボートのデザインを今年4月にヤンマーホールディングスの取締役兼プロダクトデザイナーに就任した奥山清行が担当。企業ロゴのデザインを佐藤可士和が、マリンウエアと農業ウエアのデザインを滝沢直己が担当した。また、会見の第二部にはヤンマーがサポートする英国のサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司選手を含む4選手が登場し、「新生ヤンマー」をアピールした。

滝沢が手掛けたマリンウエアと農業ウエアは、いずれも機能性とファッション性を重視したデザインとなっており、滝沢氏は「マリンとファッションは元来、密接な関係があり、ラグジュアリーブランドには必ずクルーズラインが存在する。『ヤンマー』のマリンウエアの競合は欧米のラグジュアリ―ブランドだ」と宣言した。

白と赤を基調としたマリンウエアは6ルックスを提案。防水ジャケットやダウンジャケットなどを打ち出す。いずれのアイテムも立体裁断を採用する。

また農業ウエアについては「カッコイイ農業・儲かる農業を打ち出したい」(滝沢氏)と抱負を述べた。農業ウェアは、大地の風景に溶け込むチタニウムブラウンが基調色。こちらも6ルックスの提案で、立体裁断とストレッチナイロン素材を採用した。

両ウエアとも見た目はシンプルだが、海の上や農場で作業がしやすいようにジャケットの裏側には数多くのポケットが設けられており、様々なアイテムを収納することができる。

「フライングワイ」と呼ばれるYの字をモチーフとした新しい企業ロゴについて佐藤氏は「フライングワイはもちろんヤンマーの頭文字のYをデザインしたものだが、それだけではなく、ヤンマーの社名の元となっているトンボのオニヤンマを彷彿とさせる形にも見えるよう工夫した」とデザインポイントを説明した。更に「多くの日本の企業の多くは良い物を作っていれば大丈夫と考えているが、それだけでは不十分。今は良い物を作り、それを正しく伝えないとブランドにはならない時代。新コンセプトのトラクターとマリンボート、ウエア、企業ロゴによって今日からヤンマーの企業価値が正しく伝わる」と締めくくった。
《ファッションライター 南充浩》
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  • マンU4選手とヤンマー山岡健人社長と奥山・滝沢・佐藤各氏
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