カネボウ化粧品の54製品を自主回収。リサージ、RMKなどの美白化粧品も対象

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花王の子会社であるカネボウ化粧品(東京都中央区)は4日、製品の使用で「肌がまだらに白くなる」との被害が報告されたため、美白化粧品など54製品を自主回収すると発表した。回収の対象となるのは「ロドデノール」を配合している54製品。カネボウのグループ会社であるリサージ、RMKなどの美白化粧品も対象となる。

「ロドデノール」はカネボウが独自に開発した美白有効成分で、2008年1月に厚生労働省から新規医薬部外品有効成分としての認可を取得した。

ロドデノールはシラカバ樹皮に含まれる天然物質(4HPB)を元に開発されたもの。シミの元となるメラニン生成の結合に必要な酵素チロシナーゼの活性を阻害。また、シミを視覚化させる要因となるユウメラニン(黒色メラニン)の減少させる作用で美白効果が認められていた。油溶性の多い美白有効成分の中で水溶性という特長を持ち、化粧水などに安定して配合しやすいということもあり、クリームや美容液よりも手軽な「化粧水で美白」という提案でも人気を集めていた。

美白化粧品の回収では2003年にコウジ酸を含む医薬品・化粧品が、コウジ酸の発がん性についての懸念から輸入・販売の中止の措置を受けたが、2005年にメーカー側がその安全性を確認する追加試験を実施。化粧品としての使用に安全性上の問題がないことを証明し、厚生労働省もこれを認め、コウジ酸配合化粧品の製造販売の再開が認められたというケースがある。

今回のケースでは今年5月に皮膚科医から、同製品を使って肌がまだらに白くなった人が3名いるとの連絡を受け、カネボウ側が調査を開始。39例の症状を確認したため、自主回収決定に至った。

当該製品を持っているユーザーは下記の送付先まで料金着払いにて製品をカネボウ宛てに送付すると、後日、商品代金が返金される。

〒254-0013 神奈川県平塚市田村9-8-7
株式会社カネボウ化粧品 お客様受付係
電話:0120-137-411
《編集部》

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