軍地彩弓と大田由香梨が語るファッション業界成功への道とは?

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左から天野譲滋、軍地彩弓、大田由香梨
  • 左から天野譲滋、軍地彩弓、大田由香梨
  • スクリーンに過去手掛けた雑誌ページなどを映して説明
  • 各自よく発言し、盛り上がった
  • 会場風景
ファッション業界でのステップアップを目指す人に向けて、ファッション業界専門転職エージェント会社、クリーデンス(CREDENCE)によるトークセッション「ファッションピープル+ライブ(Fashion People+ LIVE) VOL.1」が5月28日に東京・千駄ヶ谷で開催された。

このイベントは、クリーデンスがフェイスブックを中心にファッション業界の情報発信をしているコミュニティー「ファッションピープル+(Fashion People+)」のライブ版プロジェクト。「ファッション業界の楽しさを再認識してもらいたい」という主旨のもと、デザインビジネスプロデューサー・天野譲滋をファシリテーターに、ファッションディレクターの軍地彩弓とスタイリストの大田由香梨が登壇。

「ますます生き残りが厳しくなるファッション業界でどのようにしてキャリアアップしていけばいいのか?」というテーマで両女史2人がこれまで歩んできた自らのキャリアを踏まえて、ファッション界で成功するためのヒントを語った。

軍地氏は、大学卒業後、フリーランスライターとして『ヴィヴィ(ViVi)』で15年活動、ガールズカルチャーの基礎を築く。その後『グラマラス(GLAMOROUS)』の創刊に携わり、ファッションディレクターとして、年を重ねてもカジュアルなファッションに身を包む「エイジレス」な女性マーケットを創出。現在は『ヴォーグガール(VOGUE girl)』のクリエーティブディレクターを務めている。

「売れなきゃダメ。売れるからこそファッションであり、トレンドが生まれる」という考えのもと、最近の動向として、「今の日本の女の子達のクローゼットにはもう服がいっぱい。ようやく周りが見え出し、今は“その服を着てどんな生き方をするか”ということに意識が向いている。だから今はライフスタイルごと含めてファッションと捉えるべき」と発言。

また今後求められる人材について、「これからのファッション業界に必要な人材は、ファッションだけ切り取って断片的にしか見ていない人ではなく、すべての産業の中の一部として俯瞰で見られる人。そうでないとモノが売れる業態を考えることはできない。面接とかでアベノミクスの要旨は?とか質問するようにしている」と語った。

大田氏は、渋谷109の販売員からスタイリストアシスタントに転身、その際軍地とも出会う。ヴィヴィ、グラマラス、ヴォーグガールなどでスタイリングを担っている。「販売員時代も、100売ろうが10売ろうが同じ時給だとしても、100売らないと次がないと思って売っていた。だからこそ信頼を得られ、人を紹介してもらうチャンスに恵まれてスタイリストになれた。この経験はヴィヴィでトップスタイリストになろうとして、25歳のときに仕事を同誌1本に絞って集中したときも同じだと思う。結果を見てくれている人は絶対にいるので、短いスパンで考えるのではなく、まずは今いる場所で結果を出すことが次のステージにつながる」と自らの経歴を振り返って説明。

更に、「モチベーションを上げるには、等身大の10%増しに見えるように、洋服の力を借りてなりたい自分を演じる。会いたい人を思い浮かべながら服を変えることで、現実にその人に会えるようになる」とエールを送った。

トークセッション後は、アフターパーティーが行われ、ゲストと参加者が交流する姿が見られた。
《奥麻里奈》
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