旭化成の3月期決算は増収減益。「ベンベルグ」が好調だった繊維事業は営業利益28%増

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旭化成が2013年3月期の連結決算を発表。グループの連結売上高は、前期比5.9%増の1兆6,666億4,000万円、営業利益は同11.8%減の919億6,000万円、経常利益は同11.6%減の951億2,500万円、当期純利益は同3.7%減の537億1,200万円だった。住宅事業や医薬事業が好調に推移したことに加え、当期から新たに加わったクリティカルケア事業が売上に寄与。一方でケミカル事業とエレクトロニクス事業は大幅な減益だった。

繊維事業の売上高は前期比12億円(1.1%)の減収となったが、営業利益は40億円となり、前期比9億円(28.4%)の増益。 ポリウレタン弾性繊維「ロイカ」は海外で苦戦したが、再生セルロース繊維「ベンベルグ」がアウター用途や民族衣装用途で販売が好調。不織布事業も堅調だった。

課題が残った繊維事業は、昨年7月、ポリウレタン弾性繊維事業におけるアメリカ子会社の構造改革実施を決定。タイにおけるスパンボンド新工場の運転開始、宮崎県延岡市における「ベンベルグ」工場の増設工事着手など、業績好転に向けた対策が進んでいる。来期の連結決算予想は、売上高1兆8,910億円、営業利益1,300億円、経常利益1,300億円、当期純利益770億円。
《編集部》

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