クラレ3月期決算、繊維は増益ながらも樹脂や化学品が振るわず全体では減益に

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クラレが2013年3月期の連結決算を発表した。グループの連結売上高は、前期比0.1%増の3,694億3,100万円、営業利益は同10.1%減の491億9,700万円、経常利益は同9.9%減の485億9,000万円、当期純利益は同8.5%減の287億9,800万円。売り上げはほぼ横ばいだったものの、中核事業である樹脂や化学品で営業減益となったのが響いた。

一方で、繊維事業の売上高は前期比9.8%減の571億9,200万円ながら、営業利益は8.2%増の11億9,300万円と減収増益に。ビニロンは欧州・アジア市場で需要が低迷したが、高強力繊維「ベクトラン」の用途開拓が順調に進んだことと、「クラリーノ」のランドセル用途が好調に推移したことがプラス要因となった。

繊維事業は今期、環境対応型新プロセスへの集約推進、既存プロセスの中国移管など、構造改善を進める。また、2012年度からスタートさせた中期経営計画をさらに推し進め、技術革新を通じた新製品開発・用途開発を加速させる計画。

来期の連結決算予想は、売上高4,300億円、営業利益600億円、経常利益585億円、当期純利益350億円としている。
《編集部》

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