史上最高3億4千万円で落札された写真家作品が来日、アンドレアス・グルスキーが日本初個展

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「ピョンヤン」2007年
  • 「ピョンヤン」2007年
  • 「F1 ピットストップ」2007年
  • 「カミオカンデ」2007年
  • 「バーレーンⅠ」2005年
  • 「99セント」1999年
現代写真界を代表するドイツ出身の写真家、アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)の日本初の個展が、東京・六本木の国立新美術館で7月3日から9月16日まで、大阪の国立国際美術館で2014年2月1日から5月11日まで開催される。

アンドレアス・グルスキーは現代写真界を代表するグループのひとつ「ベッヒャー派」の一人。2001年にニューヨーク近代美術館(MoMA)での大規模な個展を開催し、一躍その名を世界に知らしめた。2011年11月には、NYのクリスティーズで1999年制作の「ライン川2(※正式名称ではローマ数字表記)」が写真家の作品として史上最高額となる約433万ドル(当時のレートで約3億4千万円)で落札され、世間を賑わせた。

本展では、グルスキー自身が厳選した、1980年代の初期作品から最新作までの約65点を、独自の会場構成により一同に展示。「ライン川2」から、「99セント」(1999年)、「東京証券取引所」(1990年)などの初期の代表作に加え、「ピョンヤン1」(2007年)、「F1ピットストップ6」(2007年)、最新作「カタール」(2012年)などが来日。近年、コンセプチュアルな様相を強めていくグルスキーの作品の変化を追う事ができる。

グルスキーは、1955年に旧東ドイツのライプツィヒで生まれ、幼少期に西ドイツへ移住。1977年から1981年までエッセンのフォルクヴァング芸術大学でオットー・シュタイナートやミヒャエル・シュミットらの元でビジュアルコミュニケーションを学び、その後1985年から1987年までデュッセルドルフ芸術アカデミーで、写真界の巨匠ベルント・ベッヒャーに師事。2010年からはデュッセルドルフ芸術アカデミーで後進の指導にあたっている。パノラミックな視点から捉えられる抽象絵画のような作風から、"写真を使った画家"とも評されており、マドンナやエルトン・ジョン、ミヒャエル・シューマッハなど各界の著名人をも魅了している。


【展覧会情報】
アンドレアス・グルスキー展 ANDREAS GURSKY
会期:2013年7月3日から9月16日
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00から18:00、金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会場:国立新美術館企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7−22−2
観覧料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
《編集部》
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