ジョン・ガリアーノ、NYパーソンズで講義。授業テーマは「感情」

2013.04.25

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が、著名デザイナーを多数輩出してきたNYのパーソンズ・ザ・ニュー・スクール・フォー・デザイン(Parsons The New School for Design)で講師を務めることが発表された。

受け持つのは、マスタークラスのための4日間プログラム。テーマを「Show Me Emotion(感情を見せて)」と題し、感情や感性、直感といった力をどのように服作りに生かすのかをテーマとするという。最終日にはパーソンズのファッション学部長、シモン・コリンズ(Simon Collins)と共に学生達とセッションを行う予定。

1996年から「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のクリエーティブディレクターを務めていたガリアーノは2011年2月に人種差別発言などで警察に拘束されたことがきっかけでディオールを解雇され、自身のブランド「ジョン・ガリアーノ」のデザイナーも退任した。その後、有罪判決を受けている。今後の動向が注目される中、今年1月にNYの「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」のスタジオに招かれたと伝えられており、その後もNYに滞在していることが噂されていた。

なお、コリンズは以前よりガリアーノを支持する姿勢を見せていた。

写真提供:Getty Images
編集部
  • ジョン・ガリアーノ
ページトップへ