東レがバイオマス由来ポリマー素材・製品の統合ブランド“エコディア”をグローバル展開

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東レ株式会社は15日、バイオマス由来のポリマー素材・製品に関する統合ブランドとして“エコディア(ecodear)”を設定し、2013年度からグローバルに展開していくと発表した。

同社は従来からポリ乳酸(PLA)の製品ブランドとしてアルファベットの大文字から始まる“Ecodear”を展開していたが、今回の統合ブランド戦略に基づいて、その定義を拡張。これからは東レが事業展開しているバイオマス由来ポリマー素材・製品全般に“ecodear”ブランドを適用していく。

環境を強く意識した統合ブランドをグローバルレベルで訴求していく狙いは、東レが繊維・樹脂・フィルムという幅広い分野で環境問題へのソリューションを実現できることを、国内外に広く定着させることにある。

近年の同社は、2009年の「バイオナイロン」試作、2011年の「完全バイオマス原料由来PET繊維」試作など、バイオマス由来素材の研究に力を注いできた。化石資源の枯渇や世界規模でのエネルギー消費量の増加は、地球規模で考えなければならない重要な課題。東レは、各種ポリマー製品を再生可能なバイオマス原料から製造することの重要性を積極的に打ち出していく。

“ecodear”がカバーする事業領域は、東レの基幹事業である繊維(原糸、原棉、テキスタイル)、樹脂、フィルム。素材はバイオベースPET、バイオベースナイロン、3GT(繊維)ポリ乳酸などが対象となる。 “ecodear”ブランドは、2013年度から各展示会、宣伝・広告、繊維素材ラベルなどで展開していく予定。東レは今回の統合ブランド展開により、バイオマス由来ポリマー事業の拡大を今まで以上に推進していく計画だ。
《編集部》

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