五月人形商戦がピーク。今年はインテリア感覚のものからテディベアまでバリエーション豊富

2013.04.04

端午の節句を1ヶ月後に控え、五月人形商戦がピーク時期を迎えている。今年の傾向としては、正統派の作品の他、初夏のインテリアとして楽しめるコンパクトサイズのものが人気。都内の百貨店では、現代のライフスタイルに合わせた様々なタイプの五月人形が提案されている。

三越日本橋店では、名匠の作品や実在した甲冑(かっちゅう)の復元、現存する甲冑の修理を手掛ける甲冑師の作品の他、リビングに似合うコンパクトサイズのものや飾り台が収納箱になるデザインも多くラインアップ。子供が実際にかぶれる着用兜(かぶと)収納飾り、さらには鎧(よろい)兜を身に着けたドイツ・シュタイフ社のテディベア(9万8,700円)など、約230種類を取り扱う。現時点で、売れ筋価格帯は高額と低額の二極化が顕著。5月5日まで本館5階特設会場にて展示販売を開催中。また、今年初めてウェブサイトでの販売も始めた。

伊勢丹新宿店では前年を上回る実績で、特に単価の高いものの売れ行きが好調。現代の生活空間に適するコンパクトなもの、父親好みの「格好よくモダン」なデザインを豊富に取りそろえる。また、好みの組み合わせで飾ることができる「単品で選べる兜」も。さらに、東日本大震災で壊滅的なダメージを受けた日本の酒蔵や伝統工芸の匠たちが日本の復興と文化継承のために立ち上げた「ボトルアーマープロジェクト(Bottle Armor PROJECT)」による甲冑人形「ボトルアーマー」(8万6,100円)も登場。5月5日まで本館7階の呉服/節句人形売り場にて展示販売されている。
白倉奈緒
  • 「シュタイフ」&雄山作・大将飾り
  • 真多呂作・木目込大将飾りセット「勇翔」
  • 一冑作・鎧床飾りセット
  • 高輝・着用兜収納飾りセット(子供が実際にかぶれるサイズと軽さ)
  • 別所実正作・兜床飾りセット
  • 別所実正作・兜
  • 松崎幸一光作・大将飾りセット
ページトップへ