ファーストリテイリングの3月売上高は23.1%増、09年10月以来の大幅なアップ

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柳井正会長兼社長とエアリズムを着用したモデル
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株式会社ファーストリテイリングは2日、2013年3月の国内売上高を発表した。

国内ユニクロ店舗の既存店(前期期首から期末まで通年で稼働した店舗)761店の売上高は対前年比で23.1%のプラス。直営店(既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗と、当期新規出店分の合計)825店は同24.4%増、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)を合わせた売上高も同22.9%増となり、すべての集計で前年を大幅に上回った。既存店の売上高が対前年比で20%を越えたのは、2009年10月以来となる。

売上高アップの要因は、気温が前年よりも高く、春物の目玉となるボトムズ商品や機能性肌着の新ブランド「エアリズム」の販売が好調だったため。「エアリズム」を「ヒートテック」に匹敵するブランドと位置付けるユニクロは、今春から色・柄・サイズを拡充したほか、女性用には消臭機能を追加して商品力を強化。3月の売上高はその販売戦略が結果となって現れた形だ。

一方で、それぞれの集計における客数は30%以上の伸びを示しているものの、客単価は依然として前年を下回ったまま。直営店+ダイレクト販売の既存店客単価は6.4%のダウンとなっている。話題の新商品は確実に売れるが、かつてのように大量のついで買いや、まとめ買いを誘発するほどの勢いは、まだ取り戻せていない。
《薄井テルオ》
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