『ハーブ&ドロシー』続編、N.Y.ホイットニー美術館でワールド・プレミア上映!

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『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』ワールド・プレミア
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ロングランヒットを記録したニューヨーク在住の佐々木芽生監督によるドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の続編、『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』のワールド・プレミアが、3月12日(現地時間)、ニューヨークのホイットニー美術館で行われた。

ニューヨークに暮らす公務員のハーブ&ドロシー夫妻が趣味で集めたコレクションが、やがて世界有数のアート・コレクションに――。その様子を描いた前作は、都内1館での上映から、やがて全国で5万人の観客動員数を越えるロングランヒットとなった。続編にあたる本作では、彼ら2人が半世紀を経て収集した5,000点近くの膨大な作品群を、全米50の美術館に50作品ずつ寄贈する前代未聞の寄贈計画「50×50(フィフティ・バイ・フィフティ)」のゆくえと、夫妻の人生のその後を追う。その一方で、2人には別れの時が近づいていた…。

ワールド・プレミア上映が行われたホイットニー美術館は、世界の現代美術を牽引するニューヨークでも権威ある美術館。本作の主役ドロシー・ヴォーゲルと佐々木監督が同席しての舞台挨拶が行なわれた。当日は雨にもかかわらず、本作の出演アーティストや、キュレーター、映画関係者、今回の寄贈計画「50×50」の中心人物であるナショナル・ギャラリー元現代美術学芸員のルース・ファイン氏など、約200人がお祝いに駆けつけた。

「前作から約4年を経た今日、続編を無事に世に出すことができ、ほっとしました。映画上映後、ドロシーがスタンディング・オベーションで舞台へ迎えられた姿を見たときは、もう一度『親孝行』できた気がして嬉しかったです」とシリーズの制作を通して、ドロシーと親子のような信頼関係を築いてきた佐々木監督は語る。

「コレクションの中で一番忘れがたい作品は何ですか?」という質問に対して、ドロシーは「アート作品で、特に忘れがたいと思うものはありません。“忘れられない”のはハーブのことだけ」と涙ぐんで答えると、会場が一瞬静寂に包まれた。さらに、「唯一残念だったのは、ハーブと一緒に、このプレミア上映の場でお祝いできなかったことですが、きっと彼の魂は、今晩私たちと共にいてくれたと思います」と語った。

アートに込められたメッセージだけでなく、夫婦のあり方や、生き方そのものも伝えてくれる本作。もう一度、ハーブとドロシーからの贈りものに会いにいこう。

『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』は、3月30日(土)より新宿ピカデリー、東京都写真美術館ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》
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