まったく新しい立体的なテクスチャー素材「トピーレ2」を小松精練が開発 、2月より欧トップメゾンへの販売開始

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ファッション衣料、スポーツ衣料など各種衣料用素材で先端ファブリックを開発・製造している小松精練株式会社は、今年2月から新素材「トピーレ2」の販売を開始した。

「トピーレ2」は、同社が09年5月に発表した独自の凸凹感を持つデコラティブ素材「TOSPO-N2」の加工技術と、立体染色「トピーレ」を進化融合させて創り上げた全く新しい立体素材。長年培ってきた合繊技術を駆使した薬剤と独自設計した「特殊3Dモールド機」による、自然な風合いのテクスチャー感、立体感、表面感などを特徴とする。

同素材は収縮のバランスを任意にコントロールできるので、ポリエステルやナイロン素材で、今までにない豊かな表情(形態)を創り出すことが可能。洗濯耐久性にも優れているので、家庭で約50回洗濯した後でも、風合いや形態がそこなわれることはないという。また、撥水加工やコーティング加工素材との組み合わせが可能なほか、製品染め専用「トピーレ2」晒しとしても展開できるので、最終製品のバリエーションは大きく広がりそうだ。

石川県能美市に本拠を持つ小松精練は、独自の製品を積極的に開発・販売してきた先端ファブリックメーカー。代表製品である天日干し風のナチュラルな表情を持つ「ビンテージ繊意」(02年)のほか、鉱物を使わずに高い形状保持性を確保した「テクノビンテージBJ」(06年)、“筋肉質な質感”を表現した「テクノビンテージBB」(07年)など、これまでに発表した素材は数多くのトップメゾンに採用され、国内外を問わず高い評価を獲得している。

「トピーレ2」は今年2月からのヨーロッパ販売を皮切りに、順次販路を拡大していく予定。初年度は15万mで1億円、3年後に60万mで3.5億円の販売を目指す。
《編集部》

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