ハーパース、ヴォーグの華麗なる時代を撮ったファッション写真家、アーウィン・ブルーメンフェルドの国内初の個展が開催

Art Art

「赤十字を担おう」『ヴォーグ』アメリカ版 1945年3月15日号表紙
  • 「赤十字を担おう」『ヴォーグ』アメリカ版 1945年3月15日号表紙
20世紀を代表する写真家であり、ファッション写真で有名なアーウィン・ブルーメンフェルド(Erwin Blumenfeld、1897-1969)の国内初の個展「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」が、恵比寿の東京都写真美術館にて3月5日より開催されている。

アーウィン・ブルーメンフェルドは、『ハーパース・バザー』や『ヴォーグ』等のファッション誌を中心に、第一次、第二次世界大戦を挟んで活躍した写真家。欧米ではファッションポートレイト全盛期の旗手としてポンピドゥー美術館(パリ、1981年)、バービカンセンター(ロンドン、1996年)の個展などで高い評価を得てきたにも拘らず、日本ではこれまでその代表作が一堂に介する機会がなく、今回が待望の初の個展となる。

展覧会では、1930年代のビンテージプリントや作家自身が選出した名作100点、カラー復元された美しいファッション写真など、ブルーメンフェルドの遺族、関係者によって集められた貴重な資料から独自の視点で構成された約290点の作品群が展示される。

シュルレアリスムからヌード、ファッションまで幅広く網羅し、多くの写真家に影響を与えたブルーメンフェルドだが、その陰には二つの大戦に翻弄され、時代に応じて活動の場を選択せざるを得なかった苦悩が存在した。本展では作家の活動を通して時代背景や思想などに視点を向けることで、美しい表現の根底にある精神をも見ることができる。


【イベント情報】
アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密
場所:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会期:2013年3月5日から5月6日
時間:10:00から18:00(木・金曜日は20:00まで)
料金:一般800円、学生700円、中高生・65才以上600円

<<沼田佳乃>>


画像クレジット
「赤十字を担おう」『ヴォーグ』アメリカ版 1945年3月15日号表紙
(c) The Estate of Erwin Blumenfeld 東京都写真美術館蔵
"Erwin Blumenfeld: a hidden ritual of beauty” is organized by Tokyo
Metropolitan Museum of Photography
in special collaboration with Nadia Blumenfeld-Charbit, The Blumenfeld
Family and Jean-Louis & Mado Mellerio.
The exhibition is curated by Nadia Blumenfeld-Charbit and Harumi Niwa,
curator of TMMOP.
《沼田佳乃》
  • 「赤十字を担おう」『ヴォーグ』アメリカ版 1945年3月15日号表紙

特集

page top