イヴ・サンローランがリブ・ゴーシュ(左岸)へと原点回帰

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ホテル・セネクテレファサード
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「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」がパリ7区左岸(リブ・ゴーシュ)のユニヴェルシテ通り24番地に位置する「ホテル・セネクテレ」に10月よりサロン・ド・クチュール(フィッティングサロン)と、サンローランのメンズ&ウィメンズのアトリエを開設する。

アトリエは現パリ1区から移転。また、クリエーティブディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)は米・ロサンゼルスに自身のアトリエを構えているが、こちらは継続する予定だ。

イヴ・サンローランは1961年にオートクチュールメゾンを設立した後、66年にプレタポルテのお店をセーヌ川左岸の6区トゥルノン通りにオープンした。この時、フランス語で"左岸"を意味する"リヴ・ゴーシュ"をブランド名に用い、「イヴ・サンローラン リブ・ゴーシュ(Yves Saint Laurent rive gauche)」と命名した。

これは、サンローラン以前のオートクチュールメゾンが、それまで顧客であるブルジョワ階層が集うシャンゼリゼ通り近辺に集まっていたことに対し、それらとは一線を画すというブランドの姿勢を表明する意味を含んでいた。当時はオートクチュール全盛の時代だったが、徐々にプレタポルテへと服飾史が動いている最中であった。ちなみにイヴ自身は付近の7区に公私にわたるパートナー、ピエール・ベルジェ(Pierre Bergé)と共に住んでいた。
《編集部》
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